バフェット太郎です。

FRB(米連邦準備制度理事会)はFOMC(米連邦公開市場委員会)で、政策金利の誘導目標を2.25~2.50%に据え置くことを決定しました。また、今回公表されたFOMCメンバーの金利見通しでは、年内の利上げは全く見込んでいないことが示唆されました。
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FOMCメンバー17人中11人が年内の利上げは必要ないとし、残り6人中4人が一回、2人が二回の利上げが必要になるとの予想を示しました。18年12月時点では、17人中15人が一回以上の利上げが必要になると予想し、その内4人が一回、5人が二回、6人が三回の利上げが必要になると予想していました。

また、来年の金利見通しは一回の利上げが見込まれているものの、エネルギー価格の下落がインフレを下押ししていることや世界経済が失速していること、そしてドットプロットが過去一貫して実際の金利より高めの水準になっていたことを考えると、利上げは事実上終了したと言えます。

今回のFOMCを受けて、市場が予想する20年1月末までに一回以上の”利下げ”が実施される確率は44.3%と、昨日の32.8%から11.5%ポイント上昇し、あらためて利下げが強く意識されました。
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さて、政策金利の引き下げは売られすぎていた金や金鉱株にとって追い風となります。

そもそも、金は保有していても利息を生まないことから、利上げ局面では債券や株式が選好されやすく、金は見捨てられるものです。しかし、金利が引き下がれば金は相変わらず利息を生まないものの、相対的な魅力は増すので金価格は上昇しやすいのです。

さらに、金鉱株は事業の構造上レバレッジ効果が働くので、金よりもボラティリティが大きくなりやすく、強気相場では暴騰しやすいです。(弱気相場では反対に暴落しやすいです。)
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上のグラフは金先物価格と金鉱山会社の利益を表しています。たとえば、金価格を1000ドル、採掘コストを900ドルとした場合、利益は100ドルになるわけですが、金価格が1400ドルと40%上昇した場合、採掘コストが900ドルと同じであれば、利益は500ドルと400%上昇することになります。

そのため、値上がり益を求めるなら金よりも金鉱株の方が魅力的です。ただし、先述した通り弱気相場では暴落しやすいので投機的です。事実、世界最大の産金会社バリック・ゴールド(GOLD)の株価は11年に50.7ドルの高値をつけたものの、15年には一時5.7ドルとー89%も暴落する場面がありました。現在も株価は13.1ドルと、依然としてピークの四分の一の価格であることを考えると、長期保有には適さない銘柄であることから注意が必要です。

グッドラック。

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