バフェット太郎です。

総合ヘルスケア大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が第1四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想2.04ドルに対して、結果2.10ドルと予想を上回りました。

売上高は予想196億2000万ドルに対して、結果200億2000万ドルと予想を上回りました。

19年通期のEPS見通しは旧ガイダンス8.50~8.65ドルに対して、新ガイダンス8.53~8.63ドルでした。

19年通期の売上高見通しは旧ガイダンス804億~812億ドルを堅持しました。

消費者向け部門は33億1800万ドルと、前年同期比-2.4%の減収でした。

医薬品部門は102億4400万ドルと、同+4.1%の増収でした。

医療機器部門は64億5900万ドルと、同-4.6%の減収でした。
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地域別売上高は以下の通りでした。

米国は101億2900万ドルと、前年同期比+1.8%の増収でした。

欧州は46億0900万ドルと、同-3.9%の減収でした。

西半球(米国除く)は15億0300万ドルと、同-4.1%の減収でした。

アジア太平洋・アフリカは37億8000万ドルと、同+2.3%の増収でした。

海外(米国除く)の合計売上高は98億9200万ドルと、同-1.7%の減収でした。
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売上高全体のおよそ二割を占める消費者向け部門は以下の通りでした。

ベビーケアは3億9400万ドルと、前年同期比-13.8%の減収でした。これは同社のベビーパウダーに使われているタルクに発がん性物質のアスベストが含まれていたとする報道を受けて、消費者の買い控えが起きているためです。

ビューティーは10億9000万ドルと、同+0.6%の増収でした。これは海外が好調だったためです。

オーラルケアは3億6700万ドルと、同-3.1%の減収でした。
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売上高全体のおよそ半分を占める医薬品部門は以下の通りでした。

主力の免疫部門は、関節リウマチ治療薬の「レミケード」が11億0200万ドルと、前年同期比-20.6%の減収だったものの、乾癬治療薬の「ステラーラ」が14億0500万ドルと、同+32.4%の増収と好調でした。

また、腫瘍部門は「ダラザレックス」が6億2900万ドルと、同+45.5%の増収、「イムブルビカ」が7億8400万ドルと、同+33.5%の増収と好調でした。
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売上高全体の三分の一を占める医療機器部門は以下の通りでした。

股関節やひざ、骨盤等を治療する整形外科部門の売上高は22億0400万ドルと、前年同期比-2.0%の減収でした。

体内で吸収される抗菌縫合糸や合成皮膚用接着剤などを扱う外科手術部門は23億9500万ドルと、同-1.2%の減収でした。

コンタクトレンズ等を扱う視覚部門は11億2900万ドルと、同1.2%の増収でした。
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予想を上回る四半期決算を好感して、株価は前日比+1.83%高の139.02ドルと急伸し、50日移動平均線をブレイクアウトしました。
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グッドラック。

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