バフェット太郎です。

通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)が第1四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。

EPSは予想1.17ドルに対して、結果1.20ドルと予想を上回りました。

売上高は予想321億5000万ドルに対して、結果321億3000万ドルと予想を下回りました。

19年通期のEPS見通しは、旧ガイダンス伸び率ゼロに対して、新ガイダンス「一桁台前半の伸び率」と上方修正しました。

【ベライゾンの経営成績】
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調整済みEBITDAは119億4000万ドルと、前年同期比+1.4%でした。

EBITDA・マージンは37.2%と、同+0.1%ポイント上昇しました。

部門別の業績は以下の通りでした。

【ワイヤレス事業】

売上高は227億ドルと、前年同期比+3.7%でした。

EBITDAは107億7000万ドルと、同+2.7%でした。

EBITDA・マージンは47.4%でした。

ポストペイド(料金後納プラン)のスマートフォン契約者数は17万4000人増加しました。

ポストペイドの携帯電話契約者数-4万4000人減少しました。

ポストペイドのタブレット契約者数は-15万6000人減少しました。

【ワイヤライン事業】

売上高は72億6000万ドルと、前年同期比-3.9%でした。

EBITDAは14億7000万ドルと、同-8.2%でした。

EBITDA・マージンは20.3%と、前年同期の21.2%から-0.9%ポイント悪化しました。

【メディア・IoT事業】

売上高は18億ドルと、前年同期比-7.2%の減少でした。

これはデスクトップ広告の売上げが低迷したためです。

【ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ):週足】
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ベライゾンの週足チャートを眺めると、18年以降、50週移動平均線をサポートラインに強気トレンドが続いていることが確認できます。また、さらに長期で見れば15年以降、200週移動平均線をサポートラインに強気トレンドを形成していることがわかります。

そのため、短期的には一時53.63ドルを目指して下落する公算が大きく、それをさらに下回るようなら200週移動平均線の46.39ドルをターゲットに下落する可能性があります。

ただし、業績は引き続き堅調であることから、株価が下落したとしてもそれほど悲観的になる必要はありません。

グッドラック。

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