バフェット太郎です。
16日のNYダウ株式市場は前日比+214.66ドル(+0.84%)高の2万5862.68ドルと上昇して取引を終えました。上昇した主な要因は、好調な経済指標が好感されたためです。
商務省が発表した4月の建築許可件数は予想129万件に対して、結果129万6000件と予想を上回ったほか、前月は1万9000件上方修正されました。
建築許可件数は米経済の先行指標となるため、予想を上回る数字は米経済の底堅さを示唆しました。
【米建築許可件数(単位:百万件):重要度★★★】

そもそも、建築許可件数とは住宅の着工に取り掛かる前の建築許可の発行数を指したものです。
建築業者が建築許可の申請を出すということは、足下の住宅販売は好調であることに加えて、「将来、たくさんの人が家やマンションを買ってくれるはずだ」という確信を持っていることを意味します。反対に、建築許可件数が減っているということは、足下の住宅販売が不調で、将来の見通しも悪化していることを意味します。
そのため、4月の数字が予想を上回ったことに加えて3月分が上方修正されたことから、米住宅市場は引き続き底堅く推移し、米景気の拡大期は続くと考えられるわけです。ただし、18年3月をピークに徐々に上値が切り下がっていることは憂慮すべきです。
【米住宅着工件数(単位:百万件):重要度★★☆】

また、商務省が発表した4月の住宅着工件数は予想120万5000件に対して、結果123万5000件と予想を上回ったほか、前月は2万9000件上方修正されました。
そもそも、住宅着工件数とは実際に住宅の建築がはじまった件数を指します。
人々が家やマンションを買うということは、人々の収入が安定し、先行き見通しが明るいことを意味します。なぜなら、収入が不安定だったり先行き見通しが暗い中で、誰も長期の住宅ローンを組んで家を買おうとはしないからです。
住宅着工件数が増えているということは労働市場が底堅く、景気が拡大傾向にあることを意味し、反対に住宅着工件数が減っていれば労働市場が悪化し、景気が縮小していることを意味します。
そのため、建築許可件数と同様、4月の数字が予想を上回ったことに加えて3月分が上方修正されたことから、米住宅市場と労働市場が底堅く、景気の拡大が続く見通しであることがわかります。
ただし、過去を振り返ると住宅着工件数がピークをつけてからおよそ1~2年後にリセッションが訪れていたことを考えると、住宅着工件数が18年5月にピークをつけて下落基調が続いていることは憂慮すべきです。
グッドラック。
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16日のNYダウ株式市場は前日比+214.66ドル(+0.84%)高の2万5862.68ドルと上昇して取引を終えました。上昇した主な要因は、好調な経済指標が好感されたためです。
商務省が発表した4月の建築許可件数は予想129万件に対して、結果129万6000件と予想を上回ったほか、前月は1万9000件上方修正されました。
建築許可件数は米経済の先行指標となるため、予想を上回る数字は米経済の底堅さを示唆しました。
【米建築許可件数(単位:百万件):重要度★★★】

そもそも、建築許可件数とは住宅の着工に取り掛かる前の建築許可の発行数を指したものです。
建築業者が建築許可の申請を出すということは、足下の住宅販売は好調であることに加えて、「将来、たくさんの人が家やマンションを買ってくれるはずだ」という確信を持っていることを意味します。反対に、建築許可件数が減っているということは、足下の住宅販売が不調で、将来の見通しも悪化していることを意味します。
そのため、4月の数字が予想を上回ったことに加えて3月分が上方修正されたことから、米住宅市場は引き続き底堅く推移し、米景気の拡大期は続くと考えられるわけです。ただし、18年3月をピークに徐々に上値が切り下がっていることは憂慮すべきです。
【米住宅着工件数(単位:百万件):重要度★★☆】

また、商務省が発表した4月の住宅着工件数は予想120万5000件に対して、結果123万5000件と予想を上回ったほか、前月は2万9000件上方修正されました。
そもそも、住宅着工件数とは実際に住宅の建築がはじまった件数を指します。
人々が家やマンションを買うということは、人々の収入が安定し、先行き見通しが明るいことを意味します。なぜなら、収入が不安定だったり先行き見通しが暗い中で、誰も長期の住宅ローンを組んで家を買おうとはしないからです。
住宅着工件数が増えているということは労働市場が底堅く、景気が拡大傾向にあることを意味し、反対に住宅着工件数が減っていれば労働市場が悪化し、景気が縮小していることを意味します。
そのため、建築許可件数と同様、4月の数字が予想を上回ったことに加えて3月分が上方修正されたことから、米住宅市場と労働市場が底堅く、景気の拡大が続く見通しであることがわかります。
ただし、過去を振り返ると住宅着工件数がピークをつけてからおよそ1~2年後にリセッションが訪れていたことを考えると、住宅着工件数が18年5月にピークをつけて下落基調が続いていることは憂慮すべきです。
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