バフェット太郎です。
強気相場では誰もが天才投資家になり得ますが、強気相場で資産をどれだけ増やしたとしても、弱気相場で同じくらい資産を減らしてしまっては意味がありません。
たとえば、アグレッシブなスタイルの投資家とディフェンシブなスタイルの投資家が、強気相場でそれぞれ+20%、+10%のリターンを上げる一方、弱気相場ではそれぞれ-15%、-5%のリターンを上げたとします。すると、リターンの推移は以下のようなものになります。
アグレッシブな投資家のリターンは当初こそ大きな値上がり益を武器にディフェンシブな投資家のリターンをアウトパフォームしていましたが、次第に差が縮まり、9年目以降は一度も上回ることができなくなりました。
なぜ、アグレッシブな投資家は強気相場で+20%の値上がり率と、ディフェンシブな投資家の二倍のリターンを上げ続けたのにも関わらず、長期的なリターンで大きくアンダーパフォームしてしまったのでしょうか。
結論から言えば、値下がり率が大きかったからです。
たとえば、アグレッシブな投資家の当初の投資金額を100とした場合、+20%値上がりすれば120になりますが、弱気相場で-15%値下がりすると102になります。
一方で、ディフェンシブな投資家の場合、+10%値上がりすれば当初の100は110となり、弱気相場で-5%値下がりすると104.5とアグレッシブな投資家を2.5ポイントアウトパフォームすることができます。
さらに、次の強気相場でアグレッシブな投資家の投資金額は122、ディフェンシブな投資家のそれは115と、再びアグレッシブな投資家のパフォーマンスがアウトパフォームするものの、再び弱気相場入りするとアグレッシブな投資家の投資金額は104に低下する一方、ディフェンシブな投資家のそれは109.2と、差は5.2ポイントに開くなど、時間の経過とともにリターンの差が広がっていることがわかります。
そのため、強気相場でどれだけ大きなリターンを上げていても、弱気相場で同じくらい資産を溶かしてしまえば意味がないのです。
従って、多くの投資家は、強気相場で市場平均をやや下回るくらいのそこそこな成績を、そして弱気相場では市場平均をアウトパフォームする成績を目指して運用した方が、長期的に見れば賢明です。
グッドラック。
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強気相場では誰もが天才投資家になり得ますが、強気相場で資産をどれだけ増やしたとしても、弱気相場で同じくらい資産を減らしてしまっては意味がありません。
たとえば、アグレッシブなスタイルの投資家とディフェンシブなスタイルの投資家が、強気相場でそれぞれ+20%、+10%のリターンを上げる一方、弱気相場ではそれぞれ-15%、-5%のリターンを上げたとします。すると、リターンの推移は以下のようなものになります。
アグレッシブな投資家のリターンは当初こそ大きな値上がり益を武器にディフェンシブな投資家のリターンをアウトパフォームしていましたが、次第に差が縮まり、9年目以降は一度も上回ることができなくなりました。
なぜ、アグレッシブな投資家は強気相場で+20%の値上がり率と、ディフェンシブな投資家の二倍のリターンを上げ続けたのにも関わらず、長期的なリターンで大きくアンダーパフォームしてしまったのでしょうか。
結論から言えば、値下がり率が大きかったからです。
たとえば、アグレッシブな投資家の当初の投資金額を100とした場合、+20%値上がりすれば120になりますが、弱気相場で-15%値下がりすると102になります。
一方で、ディフェンシブな投資家の場合、+10%値上がりすれば当初の100は110となり、弱気相場で-5%値下がりすると104.5とアグレッシブな投資家を2.5ポイントアウトパフォームすることができます。
さらに、次の強気相場でアグレッシブな投資家の投資金額は122、ディフェンシブな投資家のそれは115と、再びアグレッシブな投資家のパフォーマンスがアウトパフォームするものの、再び弱気相場入りするとアグレッシブな投資家の投資金額は104に低下する一方、ディフェンシブな投資家のそれは109.2と、差は5.2ポイントに開くなど、時間の経過とともにリターンの差が広がっていることがわかります。
そのため、強気相場でどれだけ大きなリターンを上げていても、弱気相場で同じくらい資産を溶かしてしまえば意味がないのです。
従って、多くの投資家は、強気相場で市場平均をやや下回るくらいのそこそこな成績を、そして弱気相場では市場平均をアウトパフォームする成績を目指して運用した方が、長期的に見れば賢明です。
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