バフェット太郎です。

米中貿易戦争の激化に伴い、中国経済が大きく後退しつつある兆候が示されました。

【中国鉱工業生産指数】
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中国鉱工業生産指数は予想5.4%に対して、結果5.0%と予想を下回り、およそ17年ぶりとなる低水準を記録しました。「自動車」が前年比-22%と大きく落ち込んだことが指数を押し下げました。

【中国輸出:対前年比】
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輸出は予想-3.8%に対して、結果1.1%と予想を上回ったものの、米中貿易戦争が激しさを増して以降は不安定です。輸出が不安定になったのは2016年以来のことで、当時中国株は直近の高値から49%安と大暴落していました。

【中国失業率】
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失業率は5%と、前月から横ばいでした。しかし、昨年11月の4.8%からは0.2%ポイント上昇しており、貿易戦争の影響を受けつつあることが示唆されました。

【中国PPI(生産者物価指数)前年比】
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生産者物価指数は予想0.6%に対して、結果0.6%と予想に一致しました。PPIが減速しているということは需要が低迷している証拠で、将来の物価が低迷することを示唆しています。

こうした中、米国の鉱工業生産指数は予想0.2%に対して、結果0.4%と予想を上回ったほか、設備稼働率も予想78.0%に対して、結果78.1%と予想を上回り、高水準を維持していることが明かになりました。

つまり、米中貿易戦争は”今のところは”米国に軍配が上がっていると言えそうです。

グッドラック。

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