バフェット太郎です。

世の中には金融リテラシーが低く、自分の生活が貧しいことを政治や社会のせいにする人が大勢います。「年金払え」のデモに参加した2000人はまさにそうした金融リテラシーの低い残念な人たちです。
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金融庁が公表した『高齢社会における資産形成・管理』にある通り、「公的年金制度が多くの人にとって老後の収入の柱であり続けることには間違いない」のです。それでも将来、退職金が減額され平均寿命が延びる中で、従来のような老後生活を想定してるのなら、毎月5万円が不足し、老後生活の期間によっては2000万~3000万円の資産を用意する必要があるということです。

とはいえ、65歳までに2000万~3000万円の資産をつくることはそれほど難しいことではありません。なぜなら、今から米国株投資を始めれば、誰もがそれくらいの資産をつくれてしまうからです。
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グラフの見方は以下の通りです。

青:25歳から毎月1万円の積立投資をはじめた場合(2575万円)
橙:30歳から毎月1.5万円の積立投資をはじめた場合(2680万円)
灰:35歳から毎月2万円の積立投資をはじめた場合(2450万円)
黄:40歳から毎月2.5万円の積立投資をはじめた場合(2472万円)
()内は65歳の予想資産評価額です。

配当再投資込みの実質(インフレ調整済み)トータルリターンを年平均7%とした場合、2000万円以上の資産をつくることは可能で、40歳までに米国株の積立投資を始めれば、比較的少ない積立額で資産を形成することができます。

また、65歳の時点で株式資産のすべてを現金化する必要は一切なくて、必要な分を取り崩して残りのお金はそのまま運用すれば、資産を減らすことなく老後生活を楽しむことができます。たとえば、2500万円の資産のうち4%(100万円)を取り崩しても、残りの2400万円を年平均7%の利回りで運用できれば、一年後、2400万円は2568万円になっている計算になります。

加えて、将来ますます個人がインターネットを利用してお金を稼ぎやすくなることを考えると、資産運用すら必要なくなるかもしれません。たとえば、ブロガーやユーチューバーは広告収入をメインとして好きなことをしながらお金を稼いでいるわけですが、noteなどを利用すれば誰でも有料コンテンツを販売することができるので、退職後も好きなことや専門知識を活かしたお小遣い稼ぎができるのです。(人によっては現役時代よりも稼ぐ可能性だって十分にあります。)

また、インターネットでお金を稼ぐ場合、それは円ではなく仮想通貨かもしれません。

たとえば、フェイスブックが仮想通貨「リブラ」を発行することが予定されているわけですが、リブラがフェイスブック傘下のインスタグラムに実装されれば、インスタグラマーはリブラを稼ぎ、フェイスブック内で商品やサービスを購入することができるので、円やドルを稼ぐ必要がなくなります。

加えて、フェイスブック同様に「ネットワーク」を所有するアマゾンや楽天が独自の仮想通貨を発行することが予想されているため、将来、1000万円分の資産しか用意できなくても、2000万円分のリブラがあるから何も心配いらないなんてことになっているかもしれませんね。

グッドラック。

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