バフェット太郎です。
雇用統計の前哨戦として知られる米ADP非農業部門雇用者数は予想14万人増に対して、結果10万2000人増と予想を下回りました。前月は4万1000人増と、速報値の2万7000人増から上方改定されました。
【米ADP非農業部門雇用者数】

雇用市場は5月以降減速が続いており、歯止めがかからない状態です。
【企業規模別の雇用者数増減】

企業規模別の雇用者数増減を眺めると、中企業が6万人増、大企業が6万5000人増と比較的堅調だった一方で、小企業は2万3000人減と、前月の5万2000人減から引き続き低迷しており、小企業ほど人員採用に一段と慎重になっていることが示唆されました。
これは、商品生産セクターが1万5000人減と、前月の4万3000人減から引く続き低迷したことが要因です。
【商品生産セクターの産業別雇用者数増減】

商品生産セクターは三つの産業で構成されているわけですが、産業別の雇用者数増減を眺めると、「天然資源・採掘」が4000人減、「建設業」1万8000人減、「製造業」7000人増と軟調でした。特に「建設業」が冴えませんでした。
米ADP非農業部門雇用者数が低調だったことから、5日に発表される雇用統計が心配されます。
また、この日発表されたISM非製造業景況指数は予想56.1に対して、結果55.1と予想を下回りました。
【米ISM非製造業景況指数(内訳):重要度★★★】

内訳は以下の通りでした。
「総合指数」は55.1と、前月の56.9から1.8ポイント低下しました。
「事業活動」は58.2と、前月の61.2から3.0ポイント低下しました。
「新規受注」は55.8と、前月の58.6から2.8ポイント低下しました。
「雇用」は55.0と、前月の58.1から3.1ポイント低下しました。
「在庫」は55.0と、前月の54.0から1.0ポイント上昇しました。
「価格」は58.9と、前月の55.4から3.5ポイント上昇しました。
「事業活動」「新規受注」「雇用」の三つの重要な項目が低下したことは、米景気の先行き見通しが悪化していることを意味します。
【米ISM非製造業景況指数:重要度★★★】

米ISM非製造業景況指数は50を依然として上回っていることから、米国の景気拡大が続いていることを意味します。しかし、指数がピークをつけた18年9月以降、一貫して下落基調が続いていることを考えれば、投資家は近い将来のリセッション(景気後退)を覚悟した方が良さそうです。
グッドラック。
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雇用統計の前哨戦として知られる米ADP非農業部門雇用者数は予想14万人増に対して、結果10万2000人増と予想を下回りました。前月は4万1000人増と、速報値の2万7000人増から上方改定されました。
【米ADP非農業部門雇用者数】

雇用市場は5月以降減速が続いており、歯止めがかからない状態です。
【企業規模別の雇用者数増減】

企業規模別の雇用者数増減を眺めると、中企業が6万人増、大企業が6万5000人増と比較的堅調だった一方で、小企業は2万3000人減と、前月の5万2000人減から引き続き低迷しており、小企業ほど人員採用に一段と慎重になっていることが示唆されました。
これは、商品生産セクターが1万5000人減と、前月の4万3000人減から引く続き低迷したことが要因です。
【商品生産セクターの産業別雇用者数増減】

商品生産セクターは三つの産業で構成されているわけですが、産業別の雇用者数増減を眺めると、「天然資源・採掘」が4000人減、「建設業」1万8000人減、「製造業」7000人増と軟調でした。特に「建設業」が冴えませんでした。
米ADP非農業部門雇用者数が低調だったことから、5日に発表される雇用統計が心配されます。
また、この日発表されたISM非製造業景況指数は予想56.1に対して、結果55.1と予想を下回りました。
【米ISM非製造業景況指数(内訳):重要度★★★】

内訳は以下の通りでした。
「総合指数」は55.1と、前月の56.9から1.8ポイント低下しました。
「事業活動」は58.2と、前月の61.2から3.0ポイント低下しました。
「新規受注」は55.8と、前月の58.6から2.8ポイント低下しました。
「雇用」は55.0と、前月の58.1から3.1ポイント低下しました。
「在庫」は55.0と、前月の54.0から1.0ポイント上昇しました。
「価格」は58.9と、前月の55.4から3.5ポイント上昇しました。
「事業活動」「新規受注」「雇用」の三つの重要な項目が低下したことは、米景気の先行き見通しが悪化していることを意味します。
【米ISM非製造業景況指数:重要度★★★】

米ISM非製造業景況指数は50を依然として上回っていることから、米国の景気拡大が続いていることを意味します。しかし、指数がピークをつけた18年9月以降、一貫して下落基調が続いていることを考えれば、投資家は近い将来のリセッション(景気後退)を覚悟した方が良さそうです。
グッドラック。

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