バフェット太郎です。
今週、米国株式市場はシティ・グループ(C)を皮切りに4-6月期の四半期決算が本格化します。個別銘柄に投資する投資家にとって、四半期決算は今後の先行きを占う上で非常に重要な日となるため、多くの投資家が固唾を呑んで見守っています。
四半期決算で注意すべき点は主に三点あります。①EPS(一株当たりの利益)②売上高③ガイダンス(業績見通し)です。これら三点がすべて市場予想を上回れば合格ですが、どれかひとつでも落としていると、先行き見通しに黄色信号が灯ることを意味します。
たとえば、EPSと売上高が市場予想を上回ったとしても、ガイダンス(業績見通し)が予想を下回れば、将来の業績低迷を嫌気して株価は下落する公算が大きいです。また、EPSとガイダンスが予想を上回ったとしても、売上高が市場予想を下回れば、将来の成長性に疑問符がつくので売り材料になります。
ただし、EPS、売上高、ガイダンスのすべてが予想を上回ったとしても、利食いが加速して株価は下落する場合がありますし、すべてが予想を下回ったとしても悪材料出尽くしで株価は上昇する場合もあるので、四半期決算の内容が必ずしも株価の先行きを示してくれるわけではありません。
とはいえ、重要指標の三点すべてが予想を上回れば、たとえ短期的に株価が下落しても売るべきではなりませんし、予想を下回る中で株価が上昇すれば、再び二番底を試す展開もあるので注意しなければなりません。
いずれにせよ、投資家は決算内容を慎重に見極める必要があるわけです。
さて、決算内容が市場予想を上回れば株価は大暴騰しますし、反対に予想を下回れば株価は大暴落することもあるため、四半期決算では度々投資家らの阿鼻叫喚が聞こえるわけですが、ディフェンシブ銘柄を保有する長期投資家は必ずしも四半期決算を材料に売買の判断を下す必要はありません。
ディフェンシブ銘柄は短期的な値上がり益が期待できないものの、配当を再投資して株数を増やすことで資産の最大化を狙うことができるので、細かく買ったり売ったりする投資スタイルは不向きなのです。だからと言って四半期決算を気にする必要がないというわけではなく、企業の課題やその対応を注視する必要があります。
たとえば、プロクター&ギャンブルは四半期決算が予想を下回り続けたこと、そして採算の悪化が続いたことで多くの投資家らから嫌われていましたが、不採算部門を売却するなどしたことから採算が改善し株価は大きく上昇しました。


このように、企業が解決可能な問題を抱えており、それに対処しているのなら、短期的な四半期決算に右往左往することなく、愚直に配当を再投資し続ければ良いのです。そうすることで次の強気相場に備えることができ、結果的に資産を増大させることができるというわけです。
グッドラック。
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今週、米国株式市場はシティ・グループ(C)を皮切りに4-6月期の四半期決算が本格化します。個別銘柄に投資する投資家にとって、四半期決算は今後の先行きを占う上で非常に重要な日となるため、多くの投資家が固唾を呑んで見守っています。
四半期決算で注意すべき点は主に三点あります。①EPS(一株当たりの利益)②売上高③ガイダンス(業績見通し)です。これら三点がすべて市場予想を上回れば合格ですが、どれかひとつでも落としていると、先行き見通しに黄色信号が灯ることを意味します。
たとえば、EPSと売上高が市場予想を上回ったとしても、ガイダンス(業績見通し)が予想を下回れば、将来の業績低迷を嫌気して株価は下落する公算が大きいです。また、EPSとガイダンスが予想を上回ったとしても、売上高が市場予想を下回れば、将来の成長性に疑問符がつくので売り材料になります。
ただし、EPS、売上高、ガイダンスのすべてが予想を上回ったとしても、利食いが加速して株価は下落する場合がありますし、すべてが予想を下回ったとしても悪材料出尽くしで株価は上昇する場合もあるので、四半期決算の内容が必ずしも株価の先行きを示してくれるわけではありません。
とはいえ、重要指標の三点すべてが予想を上回れば、たとえ短期的に株価が下落しても売るべきではなりませんし、予想を下回る中で株価が上昇すれば、再び二番底を試す展開もあるので注意しなければなりません。
いずれにせよ、投資家は決算内容を慎重に見極める必要があるわけです。
さて、決算内容が市場予想を上回れば株価は大暴騰しますし、反対に予想を下回れば株価は大暴落することもあるため、四半期決算では度々投資家らの阿鼻叫喚が聞こえるわけですが、ディフェンシブ銘柄を保有する長期投資家は必ずしも四半期決算を材料に売買の判断を下す必要はありません。
ディフェンシブ銘柄は短期的な値上がり益が期待できないものの、配当を再投資して株数を増やすことで資産の最大化を狙うことができるので、細かく買ったり売ったりする投資スタイルは不向きなのです。だからと言って四半期決算を気にする必要がないというわけではなく、企業の課題やその対応を注視する必要があります。
たとえば、プロクター&ギャンブルは四半期決算が予想を下回り続けたこと、そして採算の悪化が続いたことで多くの投資家らから嫌われていましたが、不採算部門を売却するなどしたことから採算が改善し株価は大きく上昇しました。


このように、企業が解決可能な問題を抱えており、それに対処しているのなら、短期的な四半期決算に右往左往することなく、愚直に配当を再投資し続ければ良いのです。そうすることで次の強気相場に備えることができ、結果的に資産を増大させることができるというわけです。
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