バフェット太郎です。

人生100年時代と言われる中、多くの人にとって「退職後の人生をどう生きるか」は重要な課題になっています。

そもそもこれまでの定年年齢は60歳だったので、平均寿命が84歳と言われていることを考えれば、老後期間は24年あると言えます。つまり、40年間働いたお金で24年間の生活費を賄わなければならないことを意味するわけです。

しかし、これまでと同じような価値観の中で人生100年時代を迎えてしまえば、老後期間は40年となります。つまり、40年間働いたお金で老後期間40年の生活費を賄わなければならないというわけです。これはどう考えても「詰んでる」と言えます。

そのため、これまでの価値観を捨て、働き方を自ら変えていく必要があるわけです。

たとえば、ロンドン・ビジネススクールの教授であるリンダ・グラットン氏は『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の中で、「世界は自由と自己責任の下で生涯現役が当たり前になる」とし、人生100年時代の人生戦略を提唱しています。

日本人は学生時代はよく勉強するものの、社会人になると途端に勉強をしなくなり、自身の能力を高めるといった努力を怠ります。しかし、将来の働く期間が長くなることを考えれば、いずれ会社の”お荷物”になることは容易に想像できます。また、リストラや退職後に自分のやりたい仕事をしようと思っても、自身の能力を高めていなければ、それを見つけることもできません。結果、誰もやりたがらない低賃金の仕事しかできないなんてことになるわけです。

そのため、すべての社会人は人生100年時代に備えて、自分の能力を高める努力をしなければならないのです。なんだか頭の痛くなるような話ですが、好きなことを専門職にすれば努力も楽しく感じられるかもしれません。

かくいうバフェット太郎も、毎日ブログを通じて投資や経済の勉強をしているわけですが、自分の好きな領域であるため楽しく続けられています。また、すでに広告収入や印税などでお金を稼ぐことができていますし、「株式投資」というテーマはワインのように時間をかければかけるほど味わい深くなる領域であるため、長期的な見通しも明るいです。

とはいえ、これは何も「40年先もブログを書いて広告収入を稼ぐ」と言っているわけではありません。

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インターネットの中の評価経済社会において、読者やフォロワーはあなたに対する「信用」であり、お金に交換することのできる「資産」になり得ます。たとえばnoteで有料記事を販売すれば、購読料を稼ぐことができますし、さらに有料マガジンとして販売すれば毎月安定した収入を得ることができます。

もちろん、すべての読者やフォロワーが課金してくれるわけではありません。しかし、たとえば月額1000円のマガジンを発行し、それを300人のファンが購入してくれれば、それだけで30万円の収入が期待できます。

これは課金ユーザーにもメリットがあります。たとえば、これまで課金ユーザーは誰に対してお金を支払っていたかわかりませんでしたが、これからは応援したい人にお金を支払うことができるので、気持ちの良いお金の使い方ができるようになります。また、マガジンの発行者やそれを購読している仲間たちと実際に会うことができるイベントにも参加できるかもしれません。

ちなみに、「読者」や「フォロワー」は非常に安全な資産と言えます。なぜなら、あなたが何か不祥事を起こしたとしても、それだけで読者やフォロワーがゼロになるなんてことはありませんし、不況だからという理由で読者やフォロワーがいなくなるわけでもありません。(これが仮に会社であれば解雇され、これまで社内で築いてきたものがゼロになります。)

そのため、いかなる事態が起きたとしても、大抵の場合で資産(読者数やフォロワー数)はビクともしないので、あとはマネタイズ(収益化)するだけです。ちなみにマネタイズする場所がブログなのかYouTubeなのか、インスタグラムなのか、あるいはnoteなのかはターゲットにしている層がどこに一番多く集まっているのかにもよりますし、将来的には今よりももっとたくさんの選択肢が用意されていると思います。

いずれにせよ、すべての社会人は自分の好きな分野や得意な分野でスキルを高めつつ、評価経済社会における信用を高めておけば、将来、マネタイズすることは今よりずっと簡単になっているので、好きなことを仕事にして生きていくことができます。

一方で、好きなことや得意な分野の勉強を怠ったり、あるいは好きなことも得意なことも見つけられなかった人は、やりたくもない仕事を生涯やり続ける羽目になるのです。

グッドラック。

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