バフェット太郎です。

トータルヘルスケア大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の株式を一株130.78ドルで40株、約5200ドル(約60万円)分買い増しました。

【取引履歴】
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バフェット太郎は「毎月最後の金曜日に保有する10銘柄のうち、"最も時価評価額の低い銘柄"を5000ドル分買い増す」という運用ルールの下、リバランス(配分調整)を兼ねた積立投資を実践しています。

こうすることで、短期的に売られすぎている不人気優良株を機械的に買い増すことができるので、次の強気相場の成長エンジンとしての役割が期待できます。

【ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):週足】
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(※は過去に買い増したタイミングを表しています。)

ジョンソン・エンド・ジョンソンを買い増しするのは19年2月以来5カ月ぶりです。

同社はベビーパウダーに含まれるタルクに発がん性物質「アスベスト」が混入していることを隠蔽した疑いがあるとして、ニュージャージー州の裁判所で審問が開かれています。また、医療用鎮痛剤「オピオイド」を巡って巨額の制裁金が課される可能性があるなど、先行き見通しが懸念されて株価は低迷しています。

チャートを眺めると、145ドル水準で上値が抑えられている一方、下値が切り上がっていることから強気の三角保ち合いが形成されており、上に大きくブレイクアウトすることが期待されます。

【ジョンソン・エンド・ジョンソンの部門別売上高:19.Q2】
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さて、投資家の中にはベビーパウダーを巡る訴訟が、同社製品の販売不振に繋がるのでは?と懸念している人たちがいますが、直近の四半期決算を見ると、あまり懸念する必要がないことがわかります。

同社の部門別売上高を眺めると、ベビーパウダーを含む「消費者部門」は売上高全体の17%を占めており、「ベビーケア」に至っては、売上高全体の2.2%を占めるに過ぎないことがわかります。

また、19年第2四半期の「ベビーケア」の売上高は、前年同期比2.8%の減収だったものの、為替の影響を除いた実質売上高は2.2%の増収だったことから、ベビーパウダーを巡る一連の訴訟問題が同社製品の販売不振に繋がっていないことがわかります。

こうしたことから、訴訟問題を受けて巨額の賠償金が課される可能性があるものの、同社の収益性に何ら問題が生じていないことを考えれば、長期的に見れば買い増しのチャンスと言えます。

グッドラック。

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