バフェット太郎です。
クソダサい投資家ほどわずか一銘柄の有望銘柄に集中投資して、バイ&ホールドするだけでお金持ちになれると夢を見るものです。しかし、どんな優良株でも10年に一度くらいは30%~50%程度暴落することを考えれば、そうしたリスクの高い投資はすべきではないことがわかります。
そもそも、資産運用において分散投資は基本中の基本であり、リスク許容度は自分が思っているほど大きくないことから、概ね8~16銘柄程度に分散するのが基本です。
【リスクの逓減効果】

このグラフは分散投資におけえるリスクの逓減効果を表していて、縦軸がリスク(変動率)、横軸が銘柄数を表しています。
たとえば、一銘柄に集中投資した場合、その一銘柄が10%値下がりしたら資産評価額は当然10%値下がりします。しかし、二銘柄に分散投資するだけで、どちらか一方が10%値下がりしたとしても、資産全体に与える影響は5%にとどまります。
こうして保有銘柄数を増やせば増やすほど資産全体に及ぼす影響は逓減されていき、10銘柄に分散投資すれば、いずれかの銘柄が10%値下がりしたとしても資産全体に及ぼす影響はわずか1%にしかなりません。
このように、保有銘柄数を増やせば増やすほどリスクは逓減するものの、その逓減効果は徐々に漸減していくため、行き過ぎた分散投資は禁物です。
たとえば、25銘柄に分散投資した場合、いずれかの銘柄が10%値下がりしたら資産全体に及ぼす影響は0.4%ですが、50銘柄に分散投資したとしても、その影響は0.2%に過ぎないのでほとんど変わらないのです。
そのため、グラフの傾きを見てもわかる通り、20銘柄以上分散投資してもあまりリスクの逓減効果は期待できないことがわかると思います。また、せっかく個別銘柄を厳選して投資したとしても、50銘柄も分散投資していれば、せっかく値上がりしても資産全体に与える影響がわずかであることを考えれば、インデックスファンドを運用していることとあまり変わりありません。
こうしたことから、多くの投資家は8~16銘柄への分散投資が概ね最適だと言えるわけです。
とはいえ、必ずしもすべての投資家に当てはまるわけではありません。リスク許容度の大きな投資家は、極端なことを言えば1~3銘柄への集中投資が正当化されることもあります。ただし、前述した通り、どんんな優良株でも30%~50%程度暴落することを考えると、そのリスクに耐えるのは机上の空論と言えます。
たとえば、多くの投資家は30%の暴落を耐えられると軽く考えていますが、実際30%暴落するとほとんどの投資家がパニックに陥ります。なぜなら、さらに値下がりするかもしれないという恐怖を感じること、そして、値が元に戻るまで何年かかるかわからないことから、損切りした方が賢明だと考えるようになるからです。
このように、少数銘柄に集中投資してバイ&ホールドするという投資戦略は多くの投資家にとって採用すべきではない投資戦略であるため、分散を怠らないでください。
グッドラック。
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
クソダサい投資家ほどわずか一銘柄の有望銘柄に集中投資して、バイ&ホールドするだけでお金持ちになれると夢を見るものです。しかし、どんな優良株でも10年に一度くらいは30%~50%程度暴落することを考えれば、そうしたリスクの高い投資はすべきではないことがわかります。
そもそも、資産運用において分散投資は基本中の基本であり、リスク許容度は自分が思っているほど大きくないことから、概ね8~16銘柄程度に分散するのが基本です。
【リスクの逓減効果】

このグラフは分散投資におけえるリスクの逓減効果を表していて、縦軸がリスク(変動率)、横軸が銘柄数を表しています。
たとえば、一銘柄に集中投資した場合、その一銘柄が10%値下がりしたら資産評価額は当然10%値下がりします。しかし、二銘柄に分散投資するだけで、どちらか一方が10%値下がりしたとしても、資産全体に与える影響は5%にとどまります。
こうして保有銘柄数を増やせば増やすほど資産全体に及ぼす影響は逓減されていき、10銘柄に分散投資すれば、いずれかの銘柄が10%値下がりしたとしても資産全体に及ぼす影響はわずか1%にしかなりません。
このように、保有銘柄数を増やせば増やすほどリスクは逓減するものの、その逓減効果は徐々に漸減していくため、行き過ぎた分散投資は禁物です。
たとえば、25銘柄に分散投資した場合、いずれかの銘柄が10%値下がりしたら資産全体に及ぼす影響は0.4%ですが、50銘柄に分散投資したとしても、その影響は0.2%に過ぎないのでほとんど変わらないのです。
そのため、グラフの傾きを見てもわかる通り、20銘柄以上分散投資してもあまりリスクの逓減効果は期待できないことがわかると思います。また、せっかく個別銘柄を厳選して投資したとしても、50銘柄も分散投資していれば、せっかく値上がりしても資産全体に与える影響がわずかであることを考えれば、インデックスファンドを運用していることとあまり変わりありません。
こうしたことから、多くの投資家は8~16銘柄への分散投資が概ね最適だと言えるわけです。
とはいえ、必ずしもすべての投資家に当てはまるわけではありません。リスク許容度の大きな投資家は、極端なことを言えば1~3銘柄への集中投資が正当化されることもあります。ただし、前述した通り、どんんな優良株でも30%~50%程度暴落することを考えると、そのリスクに耐えるのは机上の空論と言えます。
たとえば、多くの投資家は30%の暴落を耐えられると軽く考えていますが、実際30%暴落するとほとんどの投資家がパニックに陥ります。なぜなら、さらに値下がりするかもしれないという恐怖を感じること、そして、値が元に戻るまで何年かかるかわからないことから、損切りした方が賢明だと考えるようになるからです。
このように、少数銘柄に集中投資してバイ&ホールドするという投資戦略は多くの投資家にとって採用すべきではない投資戦略であるため、分散を怠らないでください。
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