バフェット太郎です。

中国が米国産農産物の購入再開に向けた動きを示すなど、米中貿易戦争の激化が幾分和らぐ中、米国株式市場はレジスタンス(上値抵抗線)だった50日移動平均線を上にブレイクアウトし、あと+0.62%上昇するだけで再び史上最高値を更新します。

【S&P500種指数:日足】
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過去二年を振り返ると、18年2月、10月、19年5月、8月の四回、調整局面がありました。その度に「米国株の強気相場が終わる」といったような悲観論が聞こえたことで、ポジションを解消した個人投資家も少なくありませんでしたが、今なお強気相場が続いていることを考えると、そうした判断は間違いだったことがわかります。

そもそも、個人投資家がマーケット・タイミングを見計らって投資しても、それはサイコロの目を当てるゲームと同じギャンブルでしかなく、たとえ当たったとしても”まぐれ”でしかありません。

また、相場とは投資家の心理作用で非合理に動くものであるため、個人投資家は一握りの優良株に投資したら、短期的な値動きは無視して長期で保有し続けた方が賢明です。

事実、過去の調整局面で”強気相場の終焉”を予想してポジションを解消した投資家は、その後の値上がり益をみすみす見逃したのでした。

こうした失敗を避けるためには、マーケット・タイミングを見計らう必要のない優良株に投資する必要があります。具体的な銘柄を挙げれば、拙著『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』で紹介している連続増配高配当株です。

連続増配高配当株の多くは、いずれも安定したキャッシュフローが期待できるため、たとえ売上高が伸びなくても、株主は配当を再投資し続けることで地道に資産を増やし続けることができます。もちろん、短期的に見れば株価が値下がりする場面もあることから、配当を加味しても含み損を抱える時期もあると思います。

しかし、株価が一転して反発すれば、低迷していた時期に再投資した分の株が資産最大化を助ける加速装置としての役割を果たしてくれます。

そのため、個人投資家は正確にタイミングを計ることができないことから、マーケット・タイミングを無視すべきで、また、安心して長期で保有し続けることができる連続増配高配当株に投資することが賢明です。

グッドラック。

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