バフェット太郎です。
ミシガン大学が発表した9月の消費者信頼感指数は予想90.9に対して、結果92.0と予想を大きく上回りました。また、前月の89.8から2.2ポイント改善しました。
ただし、全体的なトレンドは下降傾向にあるため、指数の回復が一時的なものなのか、あるいは持続的なものなのかを今後の指標で見極めていく必要があります。
【米ミシガン大学消費者信頼感指数とS&P500種指数】
そもそも消費者信頼感指数とは、人々が景気の先行き見通しに対して、どのように感じているのかについて意識調査をまとめたもので、景気の先行指標として注目されています。
指数が上昇していれば、人々が景気の先行きに対して楽観的になっていることを意味し、指数が下落していれば景気の先行きに対して悲観的になっていることを意味するため、19年5月の100をピークに下落していることを考えれば、人々が将来に悲観的になっていることを示唆しています。
ちなみに、過去二回のリセッションを振り返ると、指数がピークをつけてからおよそ10~11カ月後にリセッション入りしました。また、株価がピークをつけるまでの期間は3~9カ月でした。
そのため、19年5月のピークを起点とした場合、株価は2020年2月までにピークをうち、同年3月~4月頃にリセッション入りすることが予想されます。
また、この日商務省が発表した米小売売上高は前月比で予想0.2%に対して、結果0.4%と予想を上回りました。前年比は4.10%と、前月の3.45%から加速しました。
米小売売上高が前月比で予想を上回ったことが好感されて小売り世界最大手のウォルマート(WMT)は上昇して推移していますが、すでにピークを過ぎていることを考えれば過度な楽観は禁物です。
【米小売売上高(対前年比)】
チャートは1993年以降の米小売売上高(対前年比)の推移です。過去26年を振り返ると、米小売売上高はおよそ6年周期でピークをつけていることがわかります。
このサイクルに従えば、18年7月にピークをつけていることから、これから二~三年に渡って米小売売上高は鈍化することが予想されます。
ちなみに、過去二回のリセッションを振り返ると、米小売売上高が6年周期のピークをつけてからおよそ19~23カ月後にリセッション入りしました。また、株価のピークをつけるまでの期間は12~19カ月後でした。
そのため、18年7月のピークを起点とした場合、株価は2020年2月までにピークをうち、2020年2月~6月にかけてリセッション入りすることが予想されます。
これは2020年11月に予定されている大統領選挙の直前であることから、トランプ政権にとって向かい風となります。そのため、今後トランプ大統領は株高を演出するために、米中貿易戦争の激化を幾分緩和させる方向に動くことが予想されます。
グッドラック。
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ミシガン大学が発表した9月の消費者信頼感指数は予想90.9に対して、結果92.0と予想を大きく上回りました。また、前月の89.8から2.2ポイント改善しました。
ただし、全体的なトレンドは下降傾向にあるため、指数の回復が一時的なものなのか、あるいは持続的なものなのかを今後の指標で見極めていく必要があります。
【米ミシガン大学消費者信頼感指数とS&P500種指数】
そもそも消費者信頼感指数とは、人々が景気の先行き見通しに対して、どのように感じているのかについて意識調査をまとめたもので、景気の先行指標として注目されています。
指数が上昇していれば、人々が景気の先行きに対して楽観的になっていることを意味し、指数が下落していれば景気の先行きに対して悲観的になっていることを意味するため、19年5月の100をピークに下落していることを考えれば、人々が将来に悲観的になっていることを示唆しています。
ちなみに、過去二回のリセッションを振り返ると、指数がピークをつけてからおよそ10~11カ月後にリセッション入りしました。また、株価がピークをつけるまでの期間は3~9カ月でした。
そのため、19年5月のピークを起点とした場合、株価は2020年2月までにピークをうち、同年3月~4月頃にリセッション入りすることが予想されます。
また、この日商務省が発表した米小売売上高は前月比で予想0.2%に対して、結果0.4%と予想を上回りました。前年比は4.10%と、前月の3.45%から加速しました。
米小売売上高が前月比で予想を上回ったことが好感されて小売り世界最大手のウォルマート(WMT)は上昇して推移していますが、すでにピークを過ぎていることを考えれば過度な楽観は禁物です。
【米小売売上高(対前年比)】
チャートは1993年以降の米小売売上高(対前年比)の推移です。過去26年を振り返ると、米小売売上高はおよそ6年周期でピークをつけていることがわかります。
このサイクルに従えば、18年7月にピークをつけていることから、これから二~三年に渡って米小売売上高は鈍化することが予想されます。
ちなみに、過去二回のリセッションを振り返ると、米小売売上高が6年周期のピークをつけてからおよそ19~23カ月後にリセッション入りしました。また、株価のピークをつけるまでの期間は12~19カ月後でした。
そのため、18年7月のピークを起点とした場合、株価は2020年2月までにピークをうち、2020年2月~6月にかけてリセッション入りすることが予想されます。
これは2020年11月に予定されている大統領選挙の直前であることから、トランプ政権にとって向かい風となります。そのため、今後トランプ大統領は株高を演出するために、米中貿易戦争の激化を幾分緩和させる方向に動くことが予想されます。
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