バフェット太郎です。
米電気自動車最大手のテスラ(TSLA)のイーロン・マスクCEOが自身のツイッターで、ピックアップトラック型電気自動車「サイバートラック」の事前注文が、発表からわずか3日で20万台を突破したことを明らかにしました。200k
— Elon Musk (@elonmusk) November 25, 2019
23日の投稿では14万6000台の注文があったとし、内訳はデュアルモーター仕様が42%、トリプルモーター仕様が41%、シングルモーター仕様が17%とのこと。
価格は約430万円~で、同車種の平均販売価格を大きく下回る水準です。しかし、テスラは過去に別の車種で低価格販売を発表したものの、その約束を果たせなかったことから、同じ轍を踏む可能性があります。ちなみに、生産開始は2022年後半~が予定されています。
サイバートラックを巡っては、そのお披露目会で窓ガラスの強度を証明するため、金属ボールを投げつけたところ激しくヒビが入ってしまい、マスク氏は引きつった顔でプレゼンを余儀なくされるという地獄のような展開がありました。
当然、株価も前日比-6.14%安と急落しました。
しかし、サイバートラックの独創的なデザインがコアのファン層に受けたほか、低価格と維持費の低さも奏功し、販売状況は堅調のようです。
【テスラ:週足】
テスラの株価は6月の安値177ドルから大きく反発したものの、380ドル水準がレジスタンス(上値抵抗線)となっており、再び下落する公算が大きいです。
【テスラの経営成績】
テスラの売上高は指数関数的に大きく増加しているものの、依然として利益を生み出すことはできていません。
【テスラのキャッシュフロー推移】
キャッシュフローの推移を眺めると、フリーキャッシュフローは万年赤字です。
予想PERは75倍と、競合他社平均をおよそ10倍上回っていますが、言い方を変えればそれだけ投資家から期待されていることを意味します。
いずれにせよ、テスラは投資家の信仰心が厚いうちに利益を生み出す必要があります。
グッドラック。
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