バフェット太郎です。

ファストフード世界最大手のマクドナルド(MCD)の株式を一株195.34ドルで30株、約5900ドル(約60万円)買い増しました。

【取引履歴】
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バフェット太郎はかねてから米連続増配高配当株10銘柄に均等分散投資しており、毎月最後の金曜日に組み入れ比率最低銘柄5000ドル(約50万円)買い増すというルールで運用しています。そして、今月もそのルールに従って、今月の組み入れ比率最低銘柄であるマクドナルドを機械的に買い増しました。

【マクドナルド(MCD):週足】
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(※「」は過去にマクドナルド株を買い増したタイミングを示しています。)

バフェット太郎がマクドナルドを買い増すのは、2016年8月以来およそ三年ぶりのことです。

当時、マクドナルドは取引先である中国の食肉卸会社が、使用期限の切れた肉を加工食品にして輸出していた問題を巡って、世界的な客離れが深刻化していました。また、新興企業のシェイクシャック(SHAK)が躍進していたことも株価にマイナスの影響を及ぼしていました。

しかし、その後イースターブルック氏がCEOに就任すると、一日中朝マックが食べられる「オールデイ・ブレックファスト」といった施策を実施したり、フランチャイズ比率を高めるなどしたことが奏功して業績が一気に改善されました。

結果、株価は大きく上昇し、バフェット太郎は三年もの間買い増しの機会がなかったのです。

ところが、最近は四半期決算が予想を下回るなどして株価が急落していました。現在、50週移動平均線を下回っていることから、200週移動平均線をターゲットに下落する可能性もありますが、2018年のように持ちこたえてくれるかもしれません。

いずれにせよ、バフェット太郎はマクドナルド株が組み入れ比率最低銘柄になったら買い増しするだけです。なぜ、このように自信を持って買い増すことができるのかと言えば、マクドナルドのキャッシュフローの推移にその理由が隠されています。

【マクドナルド(MCD)の業績推移】
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マクドナルドの業績推移を眺めると、売上高の5期連続で減収している一方、営業利益は3期連続増益を達成していることがわかります。これはフランチャイズ比率を高めたことで営業利益率が大きく改善したためです。

【マクドナルド(MCD)のキャッシュフロー推移】
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マクドナルドのキャッシュフロー推移を眺めると、本業の儲けを表す営業キャッシュフローが安定して黒字を出し続けている一方、投資支出が抑えられているため、莫大なフリーキャッシュフローの創出に成功していることがわかります。

これは、マクドナルドの収益のほとんどがロイヤリティフィーや家賃収入によるものだからです。結果、永続的で安定したキャッシュフローが期待できるのです。また、マクドナルドは株主に対して配当や自社株買いを通じて積極的に利益を還元してくれるので、株主は配当を再投資するだけで資産を着実に増やし続けることができます。

そのため、バフェット太郎は自信を持って株を買い増すことができるのです。

グッドラック。




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