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バフェット太郎です。

ビットコインは7300ドルと、直近の高値からおよそ半値で推移していますが、ビットコイン・マイニングの損益分岐点を考えれば、現在の水準は比較的割安であり、絶好の投資タイミングであると言えます。

【ビットコイン($BTCUSD):週足】
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ビットコインの週足チャートを眺めると、50週移動平均線を挟むように推移しており、方向感に乏しい展開が続いています。しかし、ここからの下値余地はあまり大きくなく、むしろ上昇する可能性が高いです。

仮想通貨分析を行うケテリス・パブリスによれば、カナダの仮想通貨関連企業Hut8の実質的なビットコイン・マイニングの損益分岐点は7100ドルであるとのこと。また、米マーケット調査会社のファンドストラットによれば、大半のマイニング企業の損益分岐点は7000~8500ドルと推定しています。

このマイニングコストには、電気代だけでなく、設備のメンテナンス費用や人件費、資金調達コストなどが含まれるため、損益分岐点を下回る水準が続けばマイニング企業が赤字に陥ります。そのため、マイニング企業は赤字を回避するために生産を停止し、採掘したビットコインを必要以上に売ったりしなくなりますから、供給不足が再びビットコインの価格を押し上げます。

つまり、ビットコイン価格が損益分岐点である7000~8500ドルの水準を下回り続ける公算は小さいと言えるのです。

事実、金や原油などのコモディティ市場を歴史を振り返ると、コモディティ価格は損益分岐点で底打ちしてきたのです。たとえば、2001年の金の採掘コストは南ア214ドル、北米257ドル、豪州226ドル、世界平均228ドルだった中で金先物価格は255ドルで底打ちしました。

また、2014年以降の原油の弱気相場を振り返ると、米シェールオイルの損益分岐点25~35ドルと言われている中で原油価格は26ドルで底打ちしました。

一方、強気相場におけるコモディティ価格は損益分岐点の2~2.5倍で取引される傾向があると言われていて、事実、2011年の金の採掘コストは世界平均836ドルと言われている中で、金先物価格は1923ドルと、2.3倍まで上昇しました。

そのため、ビットコインの損益分岐点が7000~8500ドルであることを考えれば、ビットコインの予想最高値は1万4000~2万1250ドルと、現在の7300ドルから2~3倍に値上がりすることが予想できるというわけです。

この額は何も驚くべき数字ではありません。
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なぜなら、ビットコインの市場規模はわずか1120億ドルと、株式市場の67兆5000億ドルに比べれば0.17%の規模しかないからです。別の言い方をすれば、株式市場にある1%の資金がビットコイン市場に流入するだけでおよそ8倍も値上がりしてしまうことを意味します。

そのため、ビットコイン価格が現在の水準から2~3倍に値上がりすることは十分あり得る数字です。かくいうバフェット太郎もビットコイン価格が損益分岐点に達しつつあること、そして底打ちしつつあることから少しずつ買い集めています。

ちなみに、バフェット太郎はサイトの使いやすさと安全性の観点からマネックス・グループ傘下で日本最大のビットコイン取引所「コインチェック」を利用しています。「コインチェック」は大手資本が入ったことで徹底したセキュリティ体制が構築されるなど、信頼できる取引所だと思います。

個人投資家が長期的な資産形成を目的に米国株をメインに運用することは正しいですが、せっかく投資の勉強をしているのなら、景気サイクルに備えて資産の一部を少しだけビットコインに振り分け、『趣味としての投資』を楽しむのも面白いと思います。

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グッドラック。

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