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バフェット太郎です。

ニューヨーク・ポストによれば、「FIRE」を目指しているちょっとおかしな弁護士がいるとのこと。

そもそも「FIRE」とは、(Financial Independence, Retire Early=経済的自立と早期退職)の頭文字を取った造語で、「貯蓄と資産運用でまとまった資産を築くことができたら、あとは好きなことをして生きていく」という生き方を指します。

記事によれば、ニューヨーク州マンハッタンで企業弁護士をしているダニエル氏は、高い税金を避けてお隣のニュージャージー州に住み、年収は27万ドル(約3000万円)と高給であるにも関わらず、コメと豆だけを食べ、職場には毎日同じスーツで通い、冬は暖房を入れる代わりに重ね着をするなどして過ごし、毎月収入の70%を貯蓄に回し早期退職を考えているそうです。

ダニエル氏はすでに40万ドル以上を貯め、三年後にはリタイアすることを計画しているそうです。

ダニエル氏のほかにも、ミレニアル世代(80年代~2000年代初頭生まれ)を中心に「FIRE」を目指している人は少なくありません。彼らは外でカフェラテを買うなんてことはせず、極力外食も控え、質素な食事で済ませます。(場合によっては廃棄直前の食べ物も躊躇なく食べます。)また、娯楽は友人からパスワードを拝借して無料でネットフリックスを視聴したり、図書館で借りた本を読むなどします。さらに、通勤はガソリン代のかかる車は控えて徒歩や自転車を利用し、壊れた靴を履き続けるそうです。

「FIRE」ムーブメントの火付け役となったのが、「The Money Habit」を運営するブロガーのJ・P・リビングストン氏で、彼はマンハッタンで金融関係の仕事をしながら年収10万ドルを得て、200万ドル以上貯めた後に28歳でリタイアし、悠々自適の生活を楽しんでいます。(まぁ、彼の場合ブログを書くことで会社員時代よりも多くの収入を得てしまっているわけですが。)

彼らに共通することは、「何者にも縛られず、自由に生きたい」という願いです。たとえ収入が高くても不自由でストレスのある生活をするよりも、自由で生きていくだけで十分なお金があった方が充実した人生を暮らせると信じているのです。

これは、ミレニアル世代の親にあたるベビーブーマー世代が、家族との時間を顧みず仕事に没頭し、稼いだお金をどんどん消費に回している姿を見て疑問に思ったからにほかなりません。

言い方を変えれば、ベビーブーマー世代はなんだか消費財企業と広告企業に振り回されているだけの哀れな大人たちに見えてしまったということです。

そうした生き方はしたくないからこそ、自由を得るためにミレニアル世代は「FIRE」を目指すわけです。

また、「FIRE」達成に欠かせないのは貯蓄だけではありません。より多くのお金を株式などのリスク資産に振り分けることで、金融資産は加速度的に大きくなります。たとえば、バフェット太郎のように一握りの米国の優良株を忍耐強く持ち続けるだけで、資産は時間の経過とともに着実に増え、さらに毎年3%程度の配当を得ることができます。

仮に1億円を達成すれば、配当だけで300万円を得ることが期待できるので「FIRE」を達成することができます。もちろん、副業などで150万円くらい稼げるなら、なにも1億円も用意する必要などなく、5000万円でも十分「FIRE」を達成することができます。

ちなみに、「一握りの米国の優良株」についてですが、バフェット太郎が保有するバフェット太郎10種がそれにあたります。この中には誰もが知っているコカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)などの超優良企業が含まれています。

また、本場米国で絶大な人気を誇る個人投資家向け情報サイトモトリーフール(日本語版)」は優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨しているため、彼らのスペシャルレポートを読めばそのヒントが隠されています。(スペシャルレポートはメールアドレスを登録するだけで無料で閲覧することができます。)

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いずれにせよ、「FIRE」を目指すなら、米国の優良株に投資することは賢明な投資戦略であり、ある意味では真理とさえ言えます。

グッドラック。




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