バフェット太郎です。
ウォールストリート・ジャーナルによれば、今年、米国債、米国株、金、原油のすべてが上昇し、多くの投資家が報われたとのこと。

2019年は最後の3営業日を残しているものの、現在、米長期債は年初から0.75%ポイントの下落(価格は上昇)、S&P500種指数は28.6%の上昇、金先物価格は14.9%の上昇、原油先物価格は35.1%の上昇と、4つの資産クラスが大きく上昇しています。
1984年以降、4つの資産クラスが評価基準(債券0.75%ポイント以上の下落、株価指数や価格は10%以上上昇)を達成したのは初めてのことです。
4つの資産クラスがすべて上昇している背景には、底堅い労働市場と好調な経済指標が好感されたことに加えて、FRB(米連邦準備制度理事会)による隠れQE4(量的緩和第4弾)の恩恵を受けて米国株が大きく上昇したほか、FRBが2018年末まで続いた「利上げ」のスタンスを一転して「休止」に変えたためです。これにより、これまで売られすぎていた長期債が買い戻されました。
また、世界経済の成長鈍化と世界の中央銀行の利上げ休止を受けて、利上げ局面に弱い金が買い戻されたほか、OPEC(石油輸出国機構)や米国のシェールオイルが減産に動いていることから、原油価格が上昇しました。
しかし、2019年は米国株の強気相場が過去最長の10年を記録したこともあり、強気相場の終焉が懸念されていたことから、米国株のポジション調整に動き、強気相場の波に十分乗れなかった投資家も少なくありません。
多くの投資家は株式市場が暴落すると、大不況や経済危機が訪れると考え、過度に悲観的になるものです。しかし、過去100年を振り返ると市場が10%以上下落した例は60回あり、20カ月に一度のペースで暴落していた一方、米国株式市場は長期で上昇し続けていたことを考えると、過度な悲観は禁物だと言えます。
つまり、投資家は暴落を予想して動いた結果、強気相場に乗れないという機会損失を何度も繰り返していたので、暴落を無視して買い持ちし続けることが賢明だと言えます。
とはいえ、いかなる投資対象であれ、買い持ちし続けるということは強い忍耐力と信念が必要です。たとえば、投資の世界では「S&P500インデックスファンドに積立投資して配当を再投資しろ」というのが最適解のひとつとして知られていますが、00年代に「米国株を長期で保有するよりも新興国株を長期で保有した方が大きなリターンが期待できる」と言われ、実際に米国株のパフォーマンスが低迷していた時期があったことを考えると、S&P500インデックスファンドだけを愚直に積立投資して配当を再投資し続けるというこはなかなか難しかったと言えます。(多くの投資家は新興国株の未来に瞳を輝かせていましたが、今では冷めた目で見ています。)
これは個別株投資にも言えます。たとえば、個別株として多くの個人投資家らから絶大な人気を誇っていたアマゾン・ドットコム(AMZN)は昨年の夏をピークに低迷が続いて、今年の上昇率は19.1%と、S&P500種指数の28.6%を大きく下回っています。
今後も株価の低迷が続き、市場平均を下回る年が何年も続けば、アマゾン・ドットコムを忍耐強く買い持ちし続けることは難しいかもしれません。
ちなみに、バフェット太郎は忍耐力と信念を補強する意味合いで、連続増配高配当株で一握りの優良株に分散投資しています。これらの銘柄は安定したキャッシュフローと配当が期待できるため、不況が続いていも慰めとなって買い持ち戦略を続けることができるからです。
そのため、米国株の強気相場に乗り続けるために買い持ち戦略を採用する場合、強い忍耐力と信念持てる銘柄に絞って投資する必要があります。
グッドラック。
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
ウォールストリート・ジャーナルによれば、今年、米国債、米国株、金、原油のすべてが上昇し、多くの投資家が報われたとのこと。

2019年は最後の3営業日を残しているものの、現在、米長期債は年初から0.75%ポイントの下落(価格は上昇)、S&P500種指数は28.6%の上昇、金先物価格は14.9%の上昇、原油先物価格は35.1%の上昇と、4つの資産クラスが大きく上昇しています。
1984年以降、4つの資産クラスが評価基準(債券0.75%ポイント以上の下落、株価指数や価格は10%以上上昇)を達成したのは初めてのことです。
4つの資産クラスがすべて上昇している背景には、底堅い労働市場と好調な経済指標が好感されたことに加えて、FRB(米連邦準備制度理事会)による隠れQE4(量的緩和第4弾)の恩恵を受けて米国株が大きく上昇したほか、FRBが2018年末まで続いた「利上げ」のスタンスを一転して「休止」に変えたためです。これにより、これまで売られすぎていた長期債が買い戻されました。
また、世界経済の成長鈍化と世界の中央銀行の利上げ休止を受けて、利上げ局面に弱い金が買い戻されたほか、OPEC(石油輸出国機構)や米国のシェールオイルが減産に動いていることから、原油価格が上昇しました。
しかし、2019年は米国株の強気相場が過去最長の10年を記録したこともあり、強気相場の終焉が懸念されていたことから、米国株のポジション調整に動き、強気相場の波に十分乗れなかった投資家も少なくありません。
多くの投資家は株式市場が暴落すると、大不況や経済危機が訪れると考え、過度に悲観的になるものです。しかし、過去100年を振り返ると市場が10%以上下落した例は60回あり、20カ月に一度のペースで暴落していた一方、米国株式市場は長期で上昇し続けていたことを考えると、過度な悲観は禁物だと言えます。
つまり、投資家は暴落を予想して動いた結果、強気相場に乗れないという機会損失を何度も繰り返していたので、暴落を無視して買い持ちし続けることが賢明だと言えます。
とはいえ、いかなる投資対象であれ、買い持ちし続けるということは強い忍耐力と信念が必要です。たとえば、投資の世界では「S&P500インデックスファンドに積立投資して配当を再投資しろ」というのが最適解のひとつとして知られていますが、00年代に「米国株を長期で保有するよりも新興国株を長期で保有した方が大きなリターンが期待できる」と言われ、実際に米国株のパフォーマンスが低迷していた時期があったことを考えると、S&P500インデックスファンドだけを愚直に積立投資して配当を再投資し続けるというこはなかなか難しかったと言えます。(多くの投資家は新興国株の未来に瞳を輝かせていましたが、今では冷めた目で見ています。)
これは個別株投資にも言えます。たとえば、個別株として多くの個人投資家らから絶大な人気を誇っていたアマゾン・ドットコム(AMZN)は昨年の夏をピークに低迷が続いて、今年の上昇率は19.1%と、S&P500種指数の28.6%を大きく下回っています。
今後も株価の低迷が続き、市場平均を下回る年が何年も続けば、アマゾン・ドットコムを忍耐強く買い持ちし続けることは難しいかもしれません。
ちなみに、バフェット太郎は忍耐力と信念を補強する意味合いで、連続増配高配当株で一握りの優良株に分散投資しています。これらの銘柄は安定したキャッシュフローと配当が期待できるため、不況が続いていも慰めとなって買い持ち戦略を続けることができるからです。
そのため、米国株の強気相場に乗り続けるために買い持ち戦略を採用する場合、強い忍耐力と信念持てる銘柄に絞って投資する必要があります。
グッドラック。

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