バフェット太郎です。

ファストフード世界最大手のマクドナルド(MCD)が第4四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想1.96ドルに対して、結果1.97ドルと予想を上回りました。

売上高は予想53億1000万ドルに対して、結果53億5000万ドルと予想を上回りました。

【既存店売上高(対前年比)】
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米国の既存店売上高は予想+4.7%に対して、結果+5.1%と予想を上回りました。

世界の既存店売上高は予想+5.2%に対して、結果+5.9%と予想を上回りました。

【マクドナルド(MCD)経営成績】
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同社の営業利益率は42.9%と、前年同期の38.7%と比べて4.2%ポイント上昇しました。これは主に、フランチャイズ店舗からの売上げが増加したことに加えて、直営店の経費が減少したことで営業利益が改善したためです。

マクドナルドの営業利益率が驚異的な水準である理由は、そのビジネスモデルにあります。

通常、レストラン事業は売上高に対して原材料費や人件費、販促費、家賃などのコストを差し引いて利益を上げます。そのため、いくら売上があってもコストがそれを上回れば赤字となります。

しかし、米マクドナルドの場合直営店は全体の7%しかないため、93%にあたるフランチャイズ店舗から家賃とロイヤリティフィー(売上高の3~6%程度)を徴収するだけで良くて、赤字に陥りようがないのです。

そのため、中国発の新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、湖北省の店舗は閉鎖となりましたが、そうした中でもマクドナルドは閉鎖された店舗から家賃収入を獲得し続けることができるのです。

一方でスターバックス(SBUX)は直営店を柱としているため業績への打撃を受けます。

このようなビジネスモデルから、マクドナルドは永続的に安定したキャッシュフローが見込めるため、投資家は配当を再投資し続けるだけで着実に資産を増やし続けることができます。

【マクドナルド(MCD):日足】
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予想を上回る四半期決算を好感して、株価は前日比+2.53%高と急騰しています。

【マクドナルド(MCD):週足】
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週足チャートを眺めると、強気のトレンドチャネルを形成していることがわかります。今回、四半期決算が好調だったことから、このトレンドチャネルは維持される公算が大きく、再び過去最高値の220ドルを目指して上昇することが期待できます。

マクドナルドはバフェット太郎の保有銘柄でもあるわけですが、マクドナルドのような一握りの優良株に投資し、愚直に配当を再投資し続けるだけで着実に資産を増やし続けることができるため、よく知りもしない企業に投資するよりも、よっぽど楽に資産を増やせます。

グッドラック。


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