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バフェット太郎です。

おかげさまで拙著『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』の13刷が決定しました!お買い上げ頂いたみなさん、そしていつもブログを読んでくださってる読者のみなさん、本当にありがとうございます!

「人生100年時代」とは「超格差社会」の別の名前であり、ぼくたちを待っている未来とは年金で悠々自適の老後生活ではなく、生きるために死ぬまで働き続けなければならない人たちと、資産運用に成功してリッチな老後生活を送れる人たちとで分かれる超格差社会の未来です。

本書では、そうした「超格差社会」の到来に備えた「資本主義社会の攻略法」を書きました。

【S&P500種指数(TR):1990-2020】
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チャートは1990年から2020年までのS&P500種指数トータルリターン(配当再投資込み)の推移です。

過去30年を振り返ると、湾岸戦争(1991)やドットコムバブルの崩壊(2001)、イラク戦争(2003)、金融危機(2008)などいくつもの障害が米国株式市場を襲いました。

しかし、それで米国経済や米国株式市場が崩壊するなどということはなく、堅調な企業業績を背景に株価は緩やかに上昇し続けた結果、指数のトータルリターンは当初の300から3000と10倍に値上がりしました。

経験の浅い未熟な投資家ほど、高値で売り抜けて底値で買い戻せば、より良好なパフォーマンスが期待できると考えるものですが、2015年末の調整局面で高値だと信じて売り抜けた投資家はその後の値上がり益をみすみす見逃しました。また、金融危機後の2009年3月、株式市場は底打ちしましたが、多くの投資家は向こう5年間米景気は落ち込むと予想していました。

つまり、危機や暴落の度に持ち株を売却するのではなくて、S&P500インデックスファンドや一握りの優良株に投資したら、あとは忍耐強く保有し続けるだけで誰でも簡単に資産運用を成功させることができるのです。

とはいえ、多くの人は目の前の事象を過大評価して狼狽売りに走るものです。たとえば、それが金融危機のような大きな出来事でなくてもです。事実、バフェット太郎がブログを書き始めてから4年間、多くの投資家らが狼狽し、持ち株を手放していきました。

バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』は、一握りの優良株やS&P500インデックスファンドに投資し、忍耐強く保有し続けることで資本主義社会を攻略することができると記しています。しかし、容易に見える平坦な道も暗く長いトンネルなら独りで歩くには少し心細いものです。

本書がそんな独りの個人投資家のための羅針盤であり、ブログが足元を照らすランプとなれば幸いです。

グッドラック。



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