バフェット太郎です。
タバコ世界最大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)が第4四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。
EPSは予想1.21ドルに対して、結果1.22ドルと予想を上回りました。
売上高は予想76億6000万ドルに対して、結果77億1000万ドルと予想を上回りました。
2020年の通期EPS見通しは予想5.60ドルに対して、新ガイダンス5.50ドルと予想を下回りました。
四半期決算を受けて株価は急伸するも、その後は伸び悩み、結局+2.7%で取引を終えました。
消費者の健康志向を受けてタバコ離れが加速した結果、紙巻きたばこの販売数量は全世界で落ち込みました。
【紙巻きたばこの販売数量(対前年比)】

地域別紙巻きタバコの販売数量(対前年比)は以下の通りでした。
「EU」は前年同期比5.8%減少しました。
「東ヨーロッパ」は同9.0%減少しました。
「中東&アフリカ」は同8.8%減少しました。
「南・東南アジア」は同6.1%減少しました。
「東アジア&オーストラリア」は同11.5%減少しました。
「ラテンアメリカ&カナダ」は同11.5%減少しました。
「全体」では同8%減少しました。
【加熱式タバコの販売数量(対前年比)】

紙巻タバコの販売数量が落ち込んだ一方、加熱式タバコ「iQOS(アイコス)」の販売数量は堅調でした。
「EU」は前年同期比77%増加しました。
「東ヨーロッパ」は同127%増加しました。
「中東&アフリカ」は同3.9%増加しました。
「南・東南アジア」は販売が禁止されているので0%です。
「東アジア&オーストラリア」は4.4%増加しました。
「ラテンアメリカ&カナダ」は98%増加しました。
「全体」では40.7%増加しました。
【地域別売上高構成比】

【地域別営業利益構成比】

フィリップ・モリス・インターナショナルは米国を除く全世界でタバコを販売しているわけですが、地域別営業利益構成比を眺めると、「EU」が34%、「南・東南アジア」が24%と、この二つの地域で全体の半分以上を占めていることがわかります。
【売上高と営業利益の対前年比】
「EU」の売上高と営業利益の前年同期比はそれぞれ+8.6%、+2.6%と増収増益でした。ドイツの工場閉鎖に関連する減損損失の計上や、「iQOS(アイコス)」に関連するマーケティング費用等の増加が営業利益にマイナスの影響を与えました。
「南・東南アジア」のそれは同+16.1%、+53.7%と増収増益でした。販売価格の値上げと製造コストの低下が寄与しました。
「全体」の為替変動を除いた売上高は+2.9%の増収、為替変動を除いた調整後営業利益は+4.9%の増益でした。また、為替変動を除いた調整後営業利益率は37.1%と、前年同期の36.0%と比べて1.1%ポイント改善しました。
さて、紙巻きタバコの販売数量が落ち込んでいることで、多くの投資家がタバコ株に未来はないと断言しています。しかし、実際に起きていることは、紙巻きタバコの販売数量が落ち込む中で増収増益を達成するという摩訶不思議な現実です。
なぜ、このようなことが起こるのかと言えば、販売価格の値上げと製造コストの削減で、販売数量の落ち込みをカバーすることができるためです。
また、タバコ株は安定したキャッシュフローが期待できるため、たとえ営業利益が横ばいと成長が見られなくても、稼いだ利益を自社株買いに回すことでEPS(一株当たりの利益)を押し上げ続けることができます。さらに、株主に配当を支払い、株主はその配当を再投資して株数を増やすことで資産を増やし続けることができます。
こうしたことから、タバコ株は安定した利回りが期待できる高利回り債のような投資対象になります。
【フィリップ・モリス・インターナショナル(PM):2006-2020】

フィリップ・モリス・インターナショナルの14年チャートを眺めると、強気のトレンドチャネルを形成していることがわかります。目先95ドル付近の中間レジスタンス(上値抵抗線)を上にブレイクアウトすることができるかどうかが注目されます。
バリュエーションは予想PER15.7倍、配当利回りは5.6%と割安感があるため、高配当を得ながらゆっくりと値上がりするのを待っても良いと思います。
グッドラック。
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
タバコ世界最大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)が第4四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。
EPSは予想1.21ドルに対して、結果1.22ドルと予想を上回りました。
売上高は予想76億6000万ドルに対して、結果77億1000万ドルと予想を上回りました。
2020年の通期EPS見通しは予想5.60ドルに対して、新ガイダンス5.50ドルと予想を下回りました。
四半期決算を受けて株価は急伸するも、その後は伸び悩み、結局+2.7%で取引を終えました。
消費者の健康志向を受けてタバコ離れが加速した結果、紙巻きたばこの販売数量は全世界で落ち込みました。
【紙巻きたばこの販売数量(対前年比)】

地域別紙巻きタバコの販売数量(対前年比)は以下の通りでした。
「EU」は前年同期比5.8%減少しました。
「東ヨーロッパ」は同9.0%減少しました。
「中東&アフリカ」は同8.8%減少しました。
「南・東南アジア」は同6.1%減少しました。
「東アジア&オーストラリア」は同11.5%減少しました。
「ラテンアメリカ&カナダ」は同11.5%減少しました。
「全体」では同8%減少しました。
【加熱式タバコの販売数量(対前年比)】

紙巻タバコの販売数量が落ち込んだ一方、加熱式タバコ「iQOS(アイコス)」の販売数量は堅調でした。
「EU」は前年同期比77%増加しました。
「東ヨーロッパ」は同127%増加しました。
「中東&アフリカ」は同3.9%増加しました。
「南・東南アジア」は販売が禁止されているので0%です。
「東アジア&オーストラリア」は4.4%増加しました。
「ラテンアメリカ&カナダ」は98%増加しました。
「全体」では40.7%増加しました。
【地域別売上高構成比】

【地域別営業利益構成比】

フィリップ・モリス・インターナショナルは米国を除く全世界でタバコを販売しているわけですが、地域別営業利益構成比を眺めると、「EU」が34%、「南・東南アジア」が24%と、この二つの地域で全体の半分以上を占めていることがわかります。
【売上高と営業利益の対前年比】
「EU」の売上高と営業利益の前年同期比はそれぞれ+8.6%、+2.6%と増収増益でした。ドイツの工場閉鎖に関連する減損損失の計上や、「iQOS(アイコス)」に関連するマーケティング費用等の増加が営業利益にマイナスの影響を与えました。
「南・東南アジア」のそれは同+16.1%、+53.7%と増収増益でした。販売価格の値上げと製造コストの低下が寄与しました。
「全体」の為替変動を除いた売上高は+2.9%の増収、為替変動を除いた調整後営業利益は+4.9%の増益でした。また、為替変動を除いた調整後営業利益率は37.1%と、前年同期の36.0%と比べて1.1%ポイント改善しました。
さて、紙巻きタバコの販売数量が落ち込んでいることで、多くの投資家がタバコ株に未来はないと断言しています。しかし、実際に起きていることは、紙巻きタバコの販売数量が落ち込む中で増収増益を達成するという摩訶不思議な現実です。
なぜ、このようなことが起こるのかと言えば、販売価格の値上げと製造コストの削減で、販売数量の落ち込みをカバーすることができるためです。
また、タバコ株は安定したキャッシュフローが期待できるため、たとえ営業利益が横ばいと成長が見られなくても、稼いだ利益を自社株買いに回すことでEPS(一株当たりの利益)を押し上げ続けることができます。さらに、株主に配当を支払い、株主はその配当を再投資して株数を増やすことで資産を増やし続けることができます。
こうしたことから、タバコ株は安定した利回りが期待できる高利回り債のような投資対象になります。
【フィリップ・モリス・インターナショナル(PM):2006-2020】

フィリップ・モリス・インターナショナルの14年チャートを眺めると、強気のトレンドチャネルを形成していることがわかります。目先95ドル付近の中間レジスタンス(上値抵抗線)を上にブレイクアウトすることができるかどうかが注目されます。
バリュエーションは予想PER15.7倍、配当利回りは5.6%と割安感があるため、高配当を得ながらゆっくりと値上がりするのを待っても良いと思います。
グッドラック。
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