バフェット太郎です。
アップル(AAPL)が新型コロナウィルスの感染拡大の影響で第2四半期(1-3月期)の売上高予想を達成できない見通しを示しました。アップルが売上高予想を下方修正したのは15年以上ぶりのことです。
これは、中国発の新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、アップルストアや代理店で客数が大幅に落ち込むなど「iPhone」に対する需要が減少しているほか、工場の再開プロセスが鈍いことで供給面でも不安が生じているためです。
そもそも、アップルは1月28日に発表した第1四半期(10-12月期)決算で、EPSと売上高が予想を上回る好調な四半期決算を発表したばかりでした。また、2020年第2四半期の売上高見通しも、アナリスト予想627億ドルに対して、新ガイダンス630億~670億ドルと予想を上回る数字を提示していました。それだけに市場の落胆も大きいです。
【アップル(AAPL):日足】
アップルの日足チャートを眺めると、テクニカル指標のRSIとMACDの上値が切り下がっている一方で、株価の上値が切り上がるダイバージェンス(逆相関の関係)が確認できます。
ダイバージェンスは強気相場の最終局面に出やすい売りシグナルとして知られていますから、50日移動平均線の301ドル水準まで調整する公算が大きいです。
【アップル(AAPL):週足】
ちなみに、アップルの週足チャートを眺めると、強気のトレンドチャネルを形成していることがわかります。また、RSIは一時90に到達するなど「買われすぎ」を示していたほか、トレンドチャネルのレジスタンス(上値抵抗線)に到達したことを考えれば、短期的な調整局面は免れません。
ターゲットは最悪の場合で200週移動平均線の170ドル(直近の高値からおよそ半値)水準になることが予想されます。
ただし、新型コロナウィルスの感染拡大は永遠に続くわけではありませんし、気温が上昇すれば自然と感染は抑制されることが予想されますから、業績悪化に伴う株価下落は一時的なものであると考えた方が良いです。
【アップル(AAPL)のキャッシュフロー推移】
アップルのキャッシュフロー推移を眺めると、本業の儲けを表す営業キャッシュフローが安定して黒字である一方、投資支出にあまり資金を必要としないことから、毎年莫大なフリーキャッシュフローを創出していることがわかります。
個人投資家の中には営業キャッシュフローが2015年をピークに鈍化していることから、「これまでのような株高は続かない」と見る人も少なくありませんが、アップルは永続的に安定したキャッシュフローが期待できるため、その資金を配当や自社株買いなどの原資に充てられれば株主は報われやすいです。
【アップルのDPSとFCFPS】
事実、アップルは過去8年間に渡って増配し続けており、DPS(一株当たりの配当)は2012年の0.38ドルから3.0ドル(2019年)とおよそ8倍も増えました。
また、自社株買いを繰り返し実施したことで、FCFPS(一株当たりのフリーキャッシュフロー)は右肩上がりで増加していることがわかります。
従って、アップルなどの優良株への投資は、新型コロナウィルス感染拡大のような外的要因を受けて、一時的に株価が値下がりしている場面がチャンスです。
グッドラック。
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
アップル(AAPL)が新型コロナウィルスの感染拡大の影響で第2四半期(1-3月期)の売上高予想を達成できない見通しを示しました。アップルが売上高予想を下方修正したのは15年以上ぶりのことです。
これは、中国発の新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、アップルストアや代理店で客数が大幅に落ち込むなど「iPhone」に対する需要が減少しているほか、工場の再開プロセスが鈍いことで供給面でも不安が生じているためです。
そもそも、アップルは1月28日に発表した第1四半期(10-12月期)決算で、EPSと売上高が予想を上回る好調な四半期決算を発表したばかりでした。また、2020年第2四半期の売上高見通しも、アナリスト予想627億ドルに対して、新ガイダンス630億~670億ドルと予想を上回る数字を提示していました。それだけに市場の落胆も大きいです。
【アップル(AAPL):日足】
アップルの日足チャートを眺めると、テクニカル指標のRSIとMACDの上値が切り下がっている一方で、株価の上値が切り上がるダイバージェンス(逆相関の関係)が確認できます。
ダイバージェンスは強気相場の最終局面に出やすい売りシグナルとして知られていますから、50日移動平均線の301ドル水準まで調整する公算が大きいです。
【アップル(AAPL):週足】
ちなみに、アップルの週足チャートを眺めると、強気のトレンドチャネルを形成していることがわかります。また、RSIは一時90に到達するなど「買われすぎ」を示していたほか、トレンドチャネルのレジスタンス(上値抵抗線)に到達したことを考えれば、短期的な調整局面は免れません。
ターゲットは最悪の場合で200週移動平均線の170ドル(直近の高値からおよそ半値)水準になることが予想されます。
ただし、新型コロナウィルスの感染拡大は永遠に続くわけではありませんし、気温が上昇すれば自然と感染は抑制されることが予想されますから、業績悪化に伴う株価下落は一時的なものであると考えた方が良いです。
【アップル(AAPL)のキャッシュフロー推移】
アップルのキャッシュフロー推移を眺めると、本業の儲けを表す営業キャッシュフローが安定して黒字である一方、投資支出にあまり資金を必要としないことから、毎年莫大なフリーキャッシュフローを創出していることがわかります。
個人投資家の中には営業キャッシュフローが2015年をピークに鈍化していることから、「これまでのような株高は続かない」と見る人も少なくありませんが、アップルは永続的に安定したキャッシュフローが期待できるため、その資金を配当や自社株買いなどの原資に充てられれば株主は報われやすいです。
【アップルのDPSとFCFPS】
事実、アップルは過去8年間に渡って増配し続けており、DPS(一株当たりの配当)は2012年の0.38ドルから3.0ドル(2019年)とおよそ8倍も増えました。
また、自社株買いを繰り返し実施したことで、FCFPS(一株当たりのフリーキャッシュフロー)は右肩上がりで増加していることがわかります。
従って、アップルなどの優良株への投資は、新型コロナウィルス感染拡大のような外的要因を受けて、一時的に株価が値下がりしている場面がチャンスです。
グッドラック。
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