バフェット太郎です。

新型コロナウィルスが世界で拡大する中、利下げへの期待感から株価は大きく反発しました。

ダウ平均はバーゲン・ハンティング(安値拾いの買い戻し)が入り、前日比1293.96ドル(5.09%)高の2万6703.32ドルと、一日の上げ幅としては2018年12月26日の1086ドルを上回り、過去最大となりました。

【ダウ平均:週足】
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上昇した主な要因は、主要中央銀行が利下げなど緩和策を講じるとの期待感が高まったためです。

たとえば、FRBのパウエル議長は「FRBは状況の進展と景気見通しに対する影響を注視している」とした上で、「経済を支えるために我々の政策手段を活用し、適切に行動していく」と述べました。

また、日銀の黒田総裁も「今後の動向を注視しつつ、適切な金融市場調節や資産買い入れの実施を通じて、潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努める」との方針を示し、2日には1002億円分のETFを購入しました。前回の703億円から4割増え、買い入れ額としては過去最大を記録しました。

さて、ダウの週足チャートを眺めると、ローソク足が「下ヒゲ」を形成したことで底打ちしたことがわかります。こうした中、投資家の中には狼狽売りに走ってしまったクソダサい投資家も少なくありません。

彼らは自分があまり理解していない銘柄に投資したり、レバレッジを掛けたリスクの高い取引をするなどしてしまったがために狼狽してしまったのです。反対に、賢明な投資家ほど予め準備していた現金を用いて、割安になった優良株を買い増ししていました。

株価が順調に値上がりしている時ほど、リスクの高い投資は大きなリターンの源泉になり得るので、誰もそれが間違っているなどとは思いません。しかし、ひとたび暴落して潮が引けば、誰が裸で泳いでいたかがあらわになってしまうのです。

そのため、個人投資家は自分がよく知る銘柄に、リスク許容度の範囲内で堅実に分散投資する必要があります。

具体的な銘柄を挙げれば、「モトリーフール」の「持ち続けることに意味がある米国優良配当株3銘柄(2020/1/26)」に挙げられているような銘柄に分散投資すると良いです。

いずれも、消費者に馴染みのあるブランドを保有し、安定したキャッシュフローが期待できる銘柄ばかりで、投資家は配当を再投資し、株数を増やし続けることで資産を最大化させることができるのです。

かくいうバフェット太郎もそうした銘柄に分散投資しているため、暴落局面で狼狽することは決してありません。コロナウィルスがパンデミック(世界的な大流行)に発展しても、あるいは100年に一度の金融危機が株式市場を襲っても、多くの人々はマクドナルドをコカ・コーラで流し込み、ケチャップがついた服をプロクター&ギャンブルの洗剤で洗い流すことに変わりはないのだから。

グッドラック。

(参考:『モトリーフール』「持ち続けることに意味がある米国優良配当株3銘柄(2020/1/26)」)



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