バフェット太郎です。

世界中の株価が暴落する中で足下のドル円相場が1ドル111円と、ドルが急騰(円は急落)しているのですが、これは、手元資金の枯渇や顧客の解約に備えた、企業や金融機関による換金売りが加速しているためです。

つまり、彼らは必要に迫られて株を売っているだけで、バリュエーションが割高だから売っているわけではないということです。言い方を変えれば、長期的に見れば今は絶好の買い場だということです。

【米10年債利回りとダウ平均:1990-2020】
1
過去30年を眺めると、米10年債利回りが暴落(価格は暴騰)した時、米国株が絶好の買い場だったことがわかります。これは、当時多くの投資家がリスク資産である米国株を売って、安全資産である債券に投資したためです。

ただし、米国債利回りが底打ちしたタイミングが米国株の底打ちを正確に示していたかというと、そうではなくて、若干のタイムラグが生じるのも事実です。

【米10年債利回り:2008-2009末】
2
たとえば、2008年の金融危機では、米10年債利回りは12月に底打ちしましたが、ダウ平均が底打ちしたのはそれから三カ月後の2009年3月だったのです。当時は今日と同じように、企業や金融機関が現金の確保に奔走したことで大量の債券まで売られたのです。そのため、3月にかけて米10年債利回りは急騰(価格は急落)したというわけです。

そして、企業が売れる資産を売りつくして現金の確保が終わると株価は底打ちしました。

【米10年債利回り:日足】
3
さて、足元の米10年債利回りの推移を眺めると、3月9日に底打ちして大きく反発していることがわかります。しかし、株価が底打ちしていないのは、2008年の金融危機時と同じように、企業や金融機関が現金を確保するために奔走しているためで、安全資産の債券まで大量に売られているためです。

そのため、米国株が底打ちしたとは未だ言い切れませんが、最初のチャートにある通り、「長期的に見れば絶好の買い場」であることはわかると思います。

また、こうした局面では普段割安にならないような優良株も割安になるので、王道の株を買うのが良いと思います。

ちなみに、王道の銘柄を探す場合、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。

モトリーフール」 は1993年に、デビッド・ガードナー氏とトム・ガードナー氏の二人の兄弟によって設立され、投資関連ウェブサイトランキングでは、ウォールストリート・ジャーナルに次ぐ全米5位に位置する人気投資メディアです。

90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。

モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま」からとっています。本書には、カラフルな色の服に身を包んだモトリーフール(宮廷の道化師)が王様の機嫌を損なうことなく(※自身の首を跳ねられることなく)真実を進言することができた唯一の人物として描かれています。

つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。

たとえば、スペシャルフリーレポートの「新型コロナウイルス相場で気をつけるべきことと、注目すべき米国株4銘柄」で紹介されている銘柄の中には、自信を持って保有できる優良配当株がいくつも紹介されています。

いずれも競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できるため、忍耐強く保有し続けられる銘柄ばかりです。

そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。

モトリーフールのスペシャルフリーレポート(無料登録)はこちらからどうぞ

グッドラック。

【PR】バフェット太郎、YouTubeはじめました!「【知らないと損する】歴史的大暴落で米国株はこう動く!!」では、先週一週間の出来事やこれからの米国株の見通しについてわかりやすく解説しているので、ぜひ見てみてください!

チャンネル登録もよろしくお願いします!


にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします 
SPONSORED LINK