バフェット太郎です。
イエレン前FRB（米連邦準備制度理事会）議長がCNBCのインタビューで、米経済指標は1929年の大恐慌の水準にまで悪化する可能性があるとして、「想定以上に悪い結果になることを懸念している」と悲観的な見方を示しました。
【米失業保険申請件数：1967－2020】
イエレン前FRB議長は、米新規失業保険申請件数が3月28日までの2週間で995万5000件と、計1000万近くに達したことについて、極めて衝撃的な数字であり、失業率が12～13％程度の水準まで上昇しても、さらに悪化すると指摘し、第2四半期（4－6月期）のGDPは年率換算で少なくとも30％の落ち込みとなる恐れがあると語りました。
そして、「失業率は一時的に恐慌時の水準に達するかもしれないが、大恐慌や金融危機の際のリセッション（景気後退）と違う」とした上で、政府による「大型景気支援策」により、「人々の所得を引き続きサポートし、雇用を維持すること、そして経済活動が6月に再開され始め、夏までに通常の状態に戻れることができれば「V字回復」は可能だ」話しました。
ただし、それが「最良のシナリオ」だとしつつも、「もっと悪い結果となることを懸念している」と、悲観的な見方を示しています。
【ダウ平均：週足】
ダウ平均の週足チャートを眺めると、200週移動平均線がレジスタンス（上値抵抗線）となっており、抑えられていることがわかります。また、50週移動平均線が下を向き始め、将来、売りシグナルであるデッドクロスを形成することが予想されます。
【ダウ平均：2007－2009】
2008年の金融危機のダウ平均を眺めると、2008年6月に200週移動平均線を下にブレイクアウトし、同年11月に50週移動平均線が200週移動平均線を下回るデッドクロスを形成、2009年3月にダウは底打ちし、同年7月に50週移動平均線をブレイクアウトすると、米経済は景気拡大期を迎えました。
【ダウ平均：2000－2003】
2000年のドットコムバブル崩壊と、2001年の米同時多発テロ事件後のダウ平均を眺めると、2001年9月に200週移動平均線を下にブレイクアウトし、2002年1月にデッドクロスを形成、同年10月に底打ちし、2003年4月に50週移動平均線をブレイクアウトすると、米経済は景気拡大期を迎えました。
つまり、過去の経験則に従えば、ダウは今後デッドクロスを形成し、その後底打ちし、50週移動平均線をブレイクアウトして景気拡大期を迎える公算が大きいです。
【ダウ平均：週足】
そのため、今後は二番底を試すように再び下落に転じ、4月～8月頃に底打ちし、その後50週移動平均線を上にブレイクアウトして再び景気拡大期に突入することが予想されます。
言い方を変えれば、それまでは絶好の買い場であり、普段割安にならない優良株に投資する絶好のチャンスです。
ちなみに、どういった優良株を買っていけば良いのかについてですが、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。
「モトリーフール」 は1993年に、デビッド・ガードナー氏とトム・ガードナー氏の二人の兄弟によって設立され、投資関連ウェブサイトランキングでは、ウォールストリート・ジャーナルに次ぐ全米5位に位置する人気投資メディアです。
90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。
モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま
」からとっています。本書には、カラフルな色の服に身を包んだモトリーフール（宮廷の道化師）が王様の機嫌を損なうことなく（※自身の首を跳ねられることなく）真実を進言することができた唯一の人物として描かれています。
つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。
たとえば、スペシャルフリーレポートの「新型コロナウイルス相場で気をつけるべきことと、注目すべき米国株4銘柄」で紹介されている銘柄の中には、自信を持って保有できる優良配当株がいくつも紹介されています。
いずれも競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できるため、忍耐強く保有し続けられる銘柄ばかりです。
そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。
モトリーフールのスペシャルフリーレポート（無料登録）はこちらからどうぞ
グッドラック。
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イエレン前FRB（米連邦準備制度理事会）議長がCNBCのインタビューで、米経済指標は1929年の大恐慌の水準にまで悪化する可能性があるとして、「想定以上に悪い結果になることを懸念している」と悲観的な見方を示しました。
【米失業保険申請件数：1967－2020】
イエレン前FRB議長は、米新規失業保険申請件数が3月28日までの2週間で995万5000件と、計1000万近くに達したことについて、極めて衝撃的な数字であり、失業率が12～13％程度の水準まで上昇しても、さらに悪化すると指摘し、第2四半期（4－6月期）のGDPは年率換算で少なくとも30％の落ち込みとなる恐れがあると語りました。
そして、「失業率は一時的に恐慌時の水準に達するかもしれないが、大恐慌や金融危機の際のリセッション（景気後退）と違う」とした上で、政府による「大型景気支援策」により、「人々の所得を引き続きサポートし、雇用を維持すること、そして経済活動が6月に再開され始め、夏までに通常の状態に戻れることができれば「V字回復」は可能だ」話しました。
ただし、それが「最良のシナリオ」だとしつつも、「もっと悪い結果となることを懸念している」と、悲観的な見方を示しています。
【ダウ平均：週足】
ダウ平均の週足チャートを眺めると、200週移動平均線がレジスタンス（上値抵抗線）となっており、抑えられていることがわかります。また、50週移動平均線が下を向き始め、将来、売りシグナルであるデッドクロスを形成することが予想されます。
【ダウ平均：2007－2009】
2008年の金融危機のダウ平均を眺めると、2008年6月に200週移動平均線を下にブレイクアウトし、同年11月に50週移動平均線が200週移動平均線を下回るデッドクロスを形成、2009年3月にダウは底打ちし、同年7月に50週移動平均線をブレイクアウトすると、米経済は景気拡大期を迎えました。
【ダウ平均：2000－2003】
2000年のドットコムバブル崩壊と、2001年の米同時多発テロ事件後のダウ平均を眺めると、2001年9月に200週移動平均線を下にブレイクアウトし、2002年1月にデッドクロスを形成、同年10月に底打ちし、2003年4月に50週移動平均線をブレイクアウトすると、米経済は景気拡大期を迎えました。
つまり、過去の経験則に従えば、ダウは今後デッドクロスを形成し、その後底打ちし、50週移動平均線をブレイクアウトして景気拡大期を迎える公算が大きいです。
【ダウ平均：週足】
そのため、今後は二番底を試すように再び下落に転じ、4月～8月頃に底打ちし、その後50週移動平均線を上にブレイクアウトして再び景気拡大期に突入することが予想されます。
言い方を変えれば、それまでは絶好の買い場であり、普段割安にならない優良株に投資する絶好のチャンスです。
ちなみに、どういった優良株を買っていけば良いのかについてですが、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。
「モトリーフール」 は1993年に、デビッド・ガードナー氏とトム・ガードナー氏の二人の兄弟によって設立され、投資関連ウェブサイトランキングでは、ウォールストリート・ジャーナルに次ぐ全米5位に位置する人気投資メディアです。
90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。
モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま
」からとっています。本書には、カラフルな色の服に身を包んだモトリーフール（宮廷の道化師）が王様の機嫌を損なうことなく（※自身の首を跳ねられることなく）真実を進言することができた唯一の人物として描かれています。つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。
たとえば、スペシャルフリーレポートの「新型コロナウイルス相場で気をつけるべきことと、注目すべき米国株4銘柄」で紹介されている銘柄の中には、自信を持って保有できる優良配当株がいくつも紹介されています。
いずれも競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できるため、忍耐強く保有し続けられる銘柄ばかりです。
そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。
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