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バフェット太郎です。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中、ダウ平均は半値戻しを達成しました。

相場には「半値戻しは全戻し」という格言があって、これは株価が値下がり幅の半分までほぼ戻したということは、力強い上昇エネルギーを持っていることに他ならないため、高値まで戻ることを示唆しているという意味です。

ただし、その一方で下落相場で半分を戻したら、欲張らずに手仕舞う方が良いという考え方もあるため、投資家らの判断の分かれ目に来ていると言えます。

【米国:新規感染者数】
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米国の新規感染者数の推移を眺めると、すでにピークアウトしており、収束に向かいつつあることがわかります。これは2003年のSARSの時がそうでしたが、新規感染者数が減少し始めると株価は持ち直して、そこから強気相場入りしました。

そのため市場ムードが悲観的な中で「米国株は底打ちした」考えている人も少なくありません。

しかし、ダウ平均とVIX(恐怖指数)を眺めると、このまま一本調子で上がり続けるかどうかは不透明です。

【ダウ平均:週足】
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ダウ平均の週足チャートを眺めると、200週移動平均線がレジスタンス(上値抵抗線)となっていることがわかります。そのため、ダウ平均はここから反落する公算が大きいです。

【VIX(恐怖)指数:日足】
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投資家の不安心理を表すVIX(恐怖)指数を眺めると、50日移動平均線に到達していることがわかります。2008年の金融危機の際がそうだったのですが、当時、89.53に達したVIX指数は一度下落に転じるものの、その後50日移動平均線に反発して、再び80の大台を突破しました。

【VIX(恐怖)指数:2008‐2009:日足】
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このように、VIX指数が必ずしも一本調子で右肩下がりで下がっていくわけではないことを考えると、米国株が二番底を目指す可能性は十分にあります。

とりわけ、米国ではこれから1-3月期の四半期決算の発表シーズンが本格化するため、相場は乱高下するかもしれません。

相場がいつ底打ちするかを見極められる人などいませんから、タイミングを見計らって投資をしても長期的に見れば意味がありません。(これは、上がるか下がるかの投資判断を何度も繰り返したところで、当たる確率は50%であるため、長期的に見れば手数料と税金分損をするだけだからです。)

とはいえ、新型コロナショックによる経済危機は、企業の競争優位性を脅かすものでもなければ、世界の終焉を意味するものでもありません。つまり、感染危機は一過性の出来事ですから、株価が割安な局面で積極的に買い向かうことで、将来のリターンを最大化することができるタイミングであると言えるんです。

かくいうバフェット太郎も米国の超大型優良株10社に均等分散投資していて、毎月最後の金曜日に「組み入れ比率最低銘柄」を5000ドル買い増すことで、機械的に割安株を拾っています。

優良株への投資は、永続的に安定したキャッシュフローと配当が期待できるため、弱気相場や暴落局面でも狼狽売りせずに長期で堅実な運用を続けることができるんです。

ちなみに、どういった優良株を買っていけば良いのかについてですが、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。

モトリーフール」 は1993年に、デビッド・ガードナー氏とトム・ガードナー氏の二人の兄弟によって設立され、投資関連ウェブサイトランキングでは、ウォールストリート・ジャーナルに次ぐ全米5位に位置する人気投資メディアです。

90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。

モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま」からとっています。本書には、カラフルな色の服に身を包んだモトリーフール(宮廷の道化師)が王様の機嫌を損なうことなく(※自身の首を跳ねられることなく)真実を進言することができた唯一の人物として描かれています。

つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。

たとえば、スペシャルフリーレポートの「新型コロナウイルス相場で気をつけるべきことと、注目すべき米国株4銘柄」で紹介されている銘柄の中には、自信を持って保有できる優良配当株がいくつも紹介されています。

いずれも競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できるため、忍耐強く保有し続けられる銘柄ばかりです。

そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。

モトリーフールのスペシャルフリーレポート(無料登録)はこちらからどうぞ

グッドラック。

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