バフェット太郎です。
日本経済新聞によれば、米資産運用大手オークツリー・キャピタル・マネジメントの会長兼共同創業者ハワード・マークス氏が「攻めの投資に転じるべきだ」と、自社のウェブサイトで顧客向けのメモで訴えたとのこと。
「コロナショック」で株式市場が大暴落する中、マークス氏はこれまで「現在は投資に適したタイミングだと言えるが、(二番底もあり得るため)最善のタイミングとはならない可能性もある」とか「投資資金の全額を投じるべきとは言えないが、全く投資すべきではないとも言えない」など、「少しずつ、ゆっくりと買い向かうべき」といった慎重な姿勢を示していました。
しかし、4月6日の顧客向けメモでは一転して「これまで慎重だった投資家は守り重視から攻め重視に転換し始めるべきだ」と強気の姿勢を示しました。
背景には、コロナショックにより株価が大幅に割安になったほか、ハイイールド債(低格付け債)などの利付商品の利回りも急騰し、投資妙味が増しているからです。さらに、暴落によって多くの投資家が損失を確定させたため、これ以上損を被る可能性も低くなっていることも強気の姿勢を後押ししているようです。
【S&P500種指数:日足】

S&P500種指数の日足チャートを眺めると、50日移動平均線に到達していることから、今後、50日移動平均線と200日移動平均線を上にブレイクアウトできるかどうかが試されます。
【ダウ平均の推移:リーマンショックとコロナショック】

このチャートは「リーマンショック」と「コロナショック」の直前日の終値を100として指数化したものですが、コロナショックの指数がリーマンショックの時と酷似していることがわかります。
つまり、このまま連動し続ければ二番底、さらに120日目には三番底があることを示唆しているというわけです。
しかし、こうした過去の推移に重ね合わせて未来を予想する手法はよくハズレるものなので、バフェット太郎は二番底の可能性は十分残されていると考えているものの、リーマンショックの時のような株価の動きにはならないと思います。
【VIX(恐怖)指数】

投資家の不安心理を表すVIX(恐怖)指数は38.15と順調に低下したこと、そして50日移動平均線を割り込んだことから、投資家が次第に強気になっていることを示唆しています。
多くの個人投資家は株をできるだけ安く買おうとしますから、相場の底を予測するものですが、マークス氏の言葉を借りれば、「相場の底を予測することは不可能だから、価格が割安だと思ったときに買うべきだ」との言。
そのため、今日のような相場ではマークス氏の言う通り、「割安になった株を積極的に買い向かうべき」と言えそうです。
また、こうした局面では二流三流の株を買うより、一流の優良株を買う方が良いです。なぜなら、弱気相場では悲観的なニュースが飛び交うので、買い向かったことを後悔し狼狽売りに走りがちになるからです。
そうしたことを避けるためにも、自身が信じられる一握りの優良株に投資した方が良いのです。
ちなみに、どういった優良株を買っていけば良いのかについてですが、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。
「モトリーフール」 は1993年に、デビッド・ガードナー氏とトム・ガードナー氏の二人の兄弟によって設立され、投資関連ウェブサイトランキングでは、ウォールストリート・ジャーナルに次ぐ全米5位に位置する人気投資メディアです。
90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。
モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま
」からとっています。本書には、カラフルな色の服に身を包んだモトリーフール(宮廷の道化師)が王様の機嫌を損なうことなく(※自身の首を跳ねられることなく)真実を進言することができた唯一の人物として描かれています。
つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。
たとえば、スペシャルフリーレポートの「新型コロナウイルス相場で気をつけるべきことと、注目すべき米国株4銘柄」で紹介されている銘柄の中には、自信を持って保有できる優良配当株がいくつも紹介されています。
いずれも競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できるため、忍耐強く保有し続けられる銘柄ばかりです。
そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。
モトリーフールのスペシャルフリーレポート(無料登録)はこちらからどうぞ
グッドラック。
【PR】YouTube「バフェット太郎の投資チャンネル」は、毎週水曜・土曜の18時に投稿しています。日本一わかりやすい投資・経済番組を目指していきますので、ぜひチャンネル登録よろしくお願いします!!
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
日本経済新聞によれば、米資産運用大手オークツリー・キャピタル・マネジメントの会長兼共同創業者ハワード・マークス氏が「攻めの投資に転じるべきだ」と、自社のウェブサイトで顧客向けのメモで訴えたとのこと。
「コロナショック」で株式市場が大暴落する中、マークス氏はこれまで「現在は投資に適したタイミングだと言えるが、(二番底もあり得るため)最善のタイミングとはならない可能性もある」とか「投資資金の全額を投じるべきとは言えないが、全く投資すべきではないとも言えない」など、「少しずつ、ゆっくりと買い向かうべき」といった慎重な姿勢を示していました。
しかし、4月6日の顧客向けメモでは一転して「これまで慎重だった投資家は守り重視から攻め重視に転換し始めるべきだ」と強気の姿勢を示しました。
背景には、コロナショックにより株価が大幅に割安になったほか、ハイイールド債(低格付け債)などの利付商品の利回りも急騰し、投資妙味が増しているからです。さらに、暴落によって多くの投資家が損失を確定させたため、これ以上損を被る可能性も低くなっていることも強気の姿勢を後押ししているようです。
【S&P500種指数:日足】

S&P500種指数の日足チャートを眺めると、50日移動平均線に到達していることから、今後、50日移動平均線と200日移動平均線を上にブレイクアウトできるかどうかが試されます。
【ダウ平均の推移:リーマンショックとコロナショック】

このチャートは「リーマンショック」と「コロナショック」の直前日の終値を100として指数化したものですが、コロナショックの指数がリーマンショックの時と酷似していることがわかります。
つまり、このまま連動し続ければ二番底、さらに120日目には三番底があることを示唆しているというわけです。
しかし、こうした過去の推移に重ね合わせて未来を予想する手法はよくハズレるものなので、バフェット太郎は二番底の可能性は十分残されていると考えているものの、リーマンショックの時のような株価の動きにはならないと思います。
【VIX(恐怖)指数】

投資家の不安心理を表すVIX(恐怖)指数は38.15と順調に低下したこと、そして50日移動平均線を割り込んだことから、投資家が次第に強気になっていることを示唆しています。
多くの個人投資家は株をできるだけ安く買おうとしますから、相場の底を予測するものですが、マークス氏の言葉を借りれば、「相場の底を予測することは不可能だから、価格が割安だと思ったときに買うべきだ」との言。
そのため、今日のような相場ではマークス氏の言う通り、「割安になった株を積極的に買い向かうべき」と言えそうです。
また、こうした局面では二流三流の株を買うより、一流の優良株を買う方が良いです。なぜなら、弱気相場では悲観的なニュースが飛び交うので、買い向かったことを後悔し狼狽売りに走りがちになるからです。
そうしたことを避けるためにも、自身が信じられる一握りの優良株に投資した方が良いのです。
ちなみに、どういった優良株を買っていけば良いのかについてですが、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。
「モトリーフール」 は1993年に、デビッド・ガードナー氏とトム・ガードナー氏の二人の兄弟によって設立され、投資関連ウェブサイトランキングでは、ウォールストリート・ジャーナルに次ぐ全米5位に位置する人気投資メディアです。
90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。
モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま
つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。
たとえば、スペシャルフリーレポートの「新型コロナウイルス相場で気をつけるべきことと、注目すべき米国株4銘柄」で紹介されている銘柄の中には、自信を持って保有できる優良配当株がいくつも紹介されています。
いずれも競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できるため、忍耐強く保有し続けられる銘柄ばかりです。
そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。
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