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バフェット太郎です。

ビットコインはコロナショックによる大暴落後、直近の安値3949ドルか90.2%高の7509ドルと大きく反発しています。

【ビットコイン:日足】
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ビットコイン価格の日足チャートを眺めると、50日移動平均線をブレイクアウトした後、200日移動平均線を試す展開になっており、仮に上にブレイクアウトするようなら再び強気相場入りすることが予想されます。

ビットコインが急反発している背景には、5月12日に推定されている「半減期」が迫っているからです。

そもそも「半減期」とは、マイニングに対する報酬が半減することを指すのですが、なぜ、わざわざこのような仕組みになっているのかと言うと、ビットコインの価値を維持するためです。

たとえば、ビットコインは当初から2100万枚と発行上限数が決められているので、仮に2100万枚すべてのビットコインがマイニングされてしまうと、需要に対して供給が上回ってしまうので、物価上昇を意味するインフレ(つまり、実質的なビットコイン価格の下落)が起こり得るわけです。

そのため、ビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモト氏は、マイニング報酬を予め半減するようプログラミングすることで供給量を抑制し、インフレを退治しようと考えたわけです。

ちなみに、ビットコインの当初のマイニング報酬は1ブロック生成するごとに「50BTC」だったわけですが、それが1回目の2012年の半減期に「25BTC」になり、2回目の2016年に「12.5BTC」になり、3回目となる2020年5月に予想されている半減期では「6.25BTC」になります。

半減期を迎えると供給量が抑制されるので一時的に価格が高騰しやすくなります。実際、過去のビットコイン価格の推移を振り返ると、半減期の後にビットコイン価格が大暴騰していました。

【ビットコイン価格:2010-2020】
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たとえば、2012年の半減期の後、ビットコインはわずか一年で+8200%と大暴騰しましたし、2016年の半減期後も一年半で+2200%と大暴騰しました。 そのため、これから大きく上昇することが期待できるわけです。

【ビットコイン:週足】
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ビットコインの週足チャートを眺めると、「上昇フラッグ」を形成していることがわかります。「上昇フラッグ」とは、旗棒の長さと同じ長さだけ上昇することが期待できるチャートパターンで、ターゲットは2万4442ドルになります。

これは現在の価格からおよそ3倍も値上がりすることが期待できるわけですが、過去の上昇率を考えれば控えめな上昇率と言えます。

とはいえ、ボラティリティ(変動率)が大きいことを考えれば、多くの資金をビットコインに投じる必要はありません。大きな値上がり益が期待できるということは、それだけボラティリティが大きく、値下がりした時の損失も大きくなるからです。

そのため、仮想通貨を保有する額は「100倍になったら嬉しいけれど、ゼロになっても生活が変わらない額」が望ましいです。

具体的に言えば、ビットコインはポートフォリオの1~3%程度に留めておくと良いです。これは、仮に1%分の仮想通貨が100倍に値上がりすれば、資産全体の額は二倍になりますが、ゼロになったとしても、残りの99%の資産を年率1.1%で運用するだけで資産額を元に戻すことができるなど、十分修復可能な額だからです。

かくいうバフェット太郎もポートフォリオの1~3%程度でビットコインに投資することで、「持たざるリスク」を回避しつつ、コロナショックによる大暴落も狼狽することなくやり過ごすことができました。

そのため、これからビットコインへの投資を始めてみようと考えている投資家は、ポートフォリオの1~3%に留めつつ、「半減期」後の強気相場を楽しむと良いと思います。

ちなみに、バフェット太郎はサイトの使いやすさと安全性の観点からマネックス・グループ傘下で日本最大のビットコイン取引所「コインチェック」を利用しています。「コインチェック」はアプリのダウンロード数が1位であるほか、大手資本が入ったことで徹底したセキュリティ体制が構築されるなど、信頼できる取引所だと思います。

また、最近は「かんたん本人確認」の提供を開始したことで、最短即日に取引を開始できるようになりました。(従来は郵便を利用した本人確認が必要だったため、最短でも二日間必要でした。)

個人投資家が長期的な資産形成を目的に米国株をメインに運用することは正しいですが、せっかく投資の勉強をしているのなら、景気サイクルや時代のうねりに備えて資産の一部を少しだけビットコインに振り分け、『趣味としての投資』を楽しむのも面白いと思います。

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