バフェット太郎です。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による打撃を最も受けたセクターの一つに「レストラン」が挙げられます。これは、人々の外出自粛により売上が激減する一方、家賃などの固定費は減らすことができないため、経営難に陥るためです。
しかし、競合他社が閉店に追い込まれる一方で、テイクアウトやドライブスルーといったサービスを展開している企業には客が集中するため、大手チェーン店への投資は報われるとの期待感が高まっています。
【マクドナルド(MCD):日足】

マクドナルドの株価はコロナショック直前の高値から最大42.8%安と大暴落しましたが、現在は高値からは15.2%安の水準まで回復しています。
ただし、マクドナルドは多くの国で店舗がテイクアウトやデリバリーを継続しているとは言え、店内での飲食は閉鎖していることや、フランチャイズ加盟店が苦境に陥っていることから、今後、フランチャイズ支援が必要になる可能性があるなど、ややリスクが高いです。
【チポトレ・メキシカン・グリル】

チポトレメキシカンの株価はコロナショック直前の高値から最大55.9%安と大暴落しましたが、現在は高値から6.1%安の水準まで急回復しています。これは、第1四半期の売上高が全体の四分の一を占めるネット注文が81%増と好調だったことを要因に、8%増と好調だったためです。
【ドミノピザ(DPZ):日足】

また、ドミノピザも比較的堅調で、株価はコロナショック直前の高値から最大27.8%安と暴落しましたが、現在は高値から3.6%安の水準に留まるなど、主要なレストラン株の中において最も打撃が小さかったです。
これは、もともとドミノピザがデリバリーやテイクアウトを主力事業としているため、新型コロナウイルスによる感染拡大により巣籠消費が拡大した結果、第1四半期決算が好調だったためです。
EPSは予想2.32ドルに対して、結果3.07ドルと予想を大きく上回りました。
売上高は予想8億6900万ドルに対して、結果8億7300万ドルと予想を上回りました。
さらに、レストラン業界では相次いでレイオフ(一時的解雇)を進めているのとは対照的に、ドミノピザは1万人以上の労働者を新たに雇うとの雇用計画を発表しました。
このように、デリバリーやテイクアウトを主力とするレストラン株は比較的堅調な数字を維持することができています。しかし、店舗販売に依存しているレストラン株ほど先行き見通しは暗いです。
【シェイクシャック(SHAK):日足】

たとえば、売上高に占める店舗販売の割合が比較的大きく、高価格帯のシェイクシャックの株価は、コロナショック直前の高値から最大61.8%安と大暴落し、現在も高値から37.1%安と低迷しています。
米経済がリセッション(景気後退)入りする局面では、家計における外食費が削られるほか、とりわけ高価格帯サービスは敬遠されますから、レストラン株の中でも最も打撃を受けると見られています。
このように、同じレストラン株でも明暗が別れていることから、個別株への投資は慎重に見極める必要があります。
グッドラック。
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による打撃を最も受けたセクターの一つに「レストラン」が挙げられます。これは、人々の外出自粛により売上が激減する一方、家賃などの固定費は減らすことができないため、経営難に陥るためです。
しかし、競合他社が閉店に追い込まれる一方で、テイクアウトやドライブスルーといったサービスを展開している企業には客が集中するため、大手チェーン店への投資は報われるとの期待感が高まっています。
【マクドナルド(MCD):日足】

マクドナルドの株価はコロナショック直前の高値から最大42.8%安と大暴落しましたが、現在は高値からは15.2%安の水準まで回復しています。
ただし、マクドナルドは多くの国で店舗がテイクアウトやデリバリーを継続しているとは言え、店内での飲食は閉鎖していることや、フランチャイズ加盟店が苦境に陥っていることから、今後、フランチャイズ支援が必要になる可能性があるなど、ややリスクが高いです。
【チポトレ・メキシカン・グリル】

チポトレメキシカンの株価はコロナショック直前の高値から最大55.9%安と大暴落しましたが、現在は高値から6.1%安の水準まで急回復しています。これは、第1四半期の売上高が全体の四分の一を占めるネット注文が81%増と好調だったことを要因に、8%増と好調だったためです。
【ドミノピザ(DPZ):日足】

また、ドミノピザも比較的堅調で、株価はコロナショック直前の高値から最大27.8%安と暴落しましたが、現在は高値から3.6%安の水準に留まるなど、主要なレストラン株の中において最も打撃が小さかったです。
これは、もともとドミノピザがデリバリーやテイクアウトを主力事業としているため、新型コロナウイルスによる感染拡大により巣籠消費が拡大した結果、第1四半期決算が好調だったためです。
EPSは予想2.32ドルに対して、結果3.07ドルと予想を大きく上回りました。
売上高は予想8億6900万ドルに対して、結果8億7300万ドルと予想を上回りました。
さらに、レストラン業界では相次いでレイオフ(一時的解雇)を進めているのとは対照的に、ドミノピザは1万人以上の労働者を新たに雇うとの雇用計画を発表しました。
このように、デリバリーやテイクアウトを主力とするレストラン株は比較的堅調な数字を維持することができています。しかし、店舗販売に依存しているレストラン株ほど先行き見通しは暗いです。
【シェイクシャック(SHAK):日足】

たとえば、売上高に占める店舗販売の割合が比較的大きく、高価格帯のシェイクシャックの株価は、コロナショック直前の高値から最大61.8%安と大暴落し、現在も高値から37.1%安と低迷しています。
米経済がリセッション(景気後退)入りする局面では、家計における外食費が削られるほか、とりわけ高価格帯サービスは敬遠されますから、レストラン株の中でも最も打撃を受けると見られています。
このように、同じレストラン株でも明暗が別れていることから、個別株への投資は慎重に見極める必要があります。
グッドラック。
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