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バフェット太郎です。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が年次総会で「(コロナ禍で)世界は変わった」と指摘したように、人々の働き方も変わりつつあります。

実際、リモートワーク(在宅勤務)は限られた職種の人たちだけの働き方だと思われていたけれど、外出自粛要請により、多くの人々が半ば強制的にリモートワークに移行すると、満員電車から解放されてストレスが減ったほか、通勤時間が浮いた分、睡眠時間や家族との時間に充てられるようになったり、そして何より家族との時間が増えたことで、誰のために働き、人生において何が重要であるかを再認識したりすするきっかけになった人も少なくないはず。

人は一度経験した便利さを簡単には手放したりはしませんから、これから多くの企業でリモートワークの導入が進むことが予想されます。また、リモートワークできる企業ほど優秀な人材を採用しやすくなりますから、優秀な人材を採用したいと考えている企業ほどリモートワークを積極的に導入することになります。

また、リモートワークが一般的になれば勤務体制も変わります。これまで週5日勤務で9時~17時の8時間でしたが、これからは週4日勤務で、早朝や深夜も勤務時間になります。ですから、たとえば早朝の3時か6時まで仕事をして、6時から8時まで子どもの支度を手伝って、そして9時から仕事を再開して13時まで働くといった感じです。

こうして家族との時間を大切にすることができるようになる一方で、我々はこれまで以上に「成果」が求められるようになります。

会社は社員が自宅でどのように働いていうるかまで把握することはできませんから、当然仕事をしているかどうかのモノサシは成果のみになるわけです。これは一見するとフェアではあるものの、仕事ができる人とできない人との差は拡大するのは必然ですから、残酷な一面があることも確かです。

また、「仕事ができる人」が永遠に「仕事ができる人」であるということは保障されていません。

かつて優秀だった社員も、時代の環境の変化に順応することができなければ、次第に使い物にならない人材になりかねません。とりわけ、人生100年時代と言われる中では労働期間がこれまで以上に長くなるわけですから、どんな社員も学び続けなければ淘汰されるのは必然です。

従って、これまでショッピングやレジャーを楽しむといった休日の過ごし方から、これからは一週間に一度は自宅学習をしたり、あるいはビジネススクールに通うことが必要になります。

いずれにせよ、時代が変わり、働き方が変わり、そして人生が長くなったということは、我々はレジリエンス(適応能力)が求められるわけで、新しい技能や知識を習得し、挑戦し続ける必要があるわけです。

かくいうバフェット太郎も「アニメの動画編集」という新しい技能を習得し、「YouTube」という新しい場所で挑戦しています。

「YouTube」は10年~15年は持つと思っているけれど、いずれは”うまみ”がなくなるわけですから、15年後はまた新しい技能を習得し、新しい場所で挑戦しなければならない。そしてその機会は誰にでも平等に訪れます。

グッドラック。

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