バフェット太郎です。
米労働省が5月の雇用統計を発表しました。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響を受けたものの、予想より良い数字だったことから、株式市場は大きく上昇しています。
【非農業部門雇用者数:2008-2020】

まず、非農業部門雇用者数は予想800万人減に対して、結果250万9000人増と予想を大幅に上回りました。
4月は2068万7000人減と、速報値の2050万人減から18万7000人下方修正されました。
3月は137万3000人減と、速報値の87万人減から50万3000人下方修正されました。
3-4月分で、69万人下方修正されました。
【失業率:1988-2020】

失業率は予想19.7%に対して、結果13.3%と予想より良かったです。
今回の統計は「理由不明の休職者」を失業として排除しており、これを含めると失業率は最大3%上昇します。
とはいえ、米失業保険申請件数は過去11週間で4262万件と、米労働人口1億6300万人のうち26.1%が申請していたことを考えれば、失業率が最大16.3%まで上昇したとしても予想より随分マシな数字であると言えます。
【平均時給(前年同月比)】

平均時給は予想+8.5%に対して、結果+6.7%と予想を下回りました。前月の+7.9%から鈍化している主な要因は、比較的賃金の低い飲食業や小売業の雇用環境が改善しているためです。
【サービス部門】

実際、「小売業」は36万8000人増と、前月の210万7000人減から大幅に改善しているほか、「レジャー・娯楽」も123万9000人増と、前月の765万3000人減から大幅に改善しています。
【ダウ平均:日足】

市場予想を上回る雇用統計を好感して、ダウ平均は前日比829.16ドル(3.15%)高の2万7110ドルと急騰し、200日移動平均線を上に大きくブレイクアウトしました。
どうやら3月のコロナショックで狼狽売りし、その後二番底を待っていた投資家はいよいよ莫大な機会損失を被ることになりそうです。
そもそも、正確にタイミングを計ることなど誰にもできないことから、「二番底を待つ」という投資戦略は間違いであることはこのブログで何度も指摘しています。また、FRBがゼロ金利政策と無制限の量的緩和策に踏み切っているということは、いずれも株価に追い風が吹いていることを意味するので、それと反対に賭けることは非常にリスクが高いです。
そのため、多くの投資家はS&P500インデックスファンドや一握りの優良株に投資し、配当を再投資し続けるのが賢明だと言えます。
ちなみに、具体的にどういった企業が優良株であるのかについてですが、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。
「モトリーフール」 は個人投資家に絶大な人気を誇る投資メディアで、90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。
モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま
」からとっています。本書には、カラフルな色の服に身を包んだモトリーフール(宮廷の道化師)が王様の機嫌を損なうことなく(※自身の首を跳ねられることなく)真実を進言することができた唯一の人物として描かれています。
つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。
たとえば、「スペシャルフリーレポート」では、競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できる厳選された優良株がいくつも紹介されています。
そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。
モトリーフールのスペシャルフリーレポート(無料登録)はこちらからどうぞ
グッドラック。
【PR】YouTube『バフェット太郎の投資チャンネル』は毎週、月曜・水曜・土曜の18時にアップされます。日本一わかりやすい投資・経済専門番組を目指していきますので、チャンネル登録ぜひよろしくお願いします!!
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
米労働省が5月の雇用統計を発表しました。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響を受けたものの、予想より良い数字だったことから、株式市場は大きく上昇しています。
【非農業部門雇用者数:2008-2020】

まず、非農業部門雇用者数は予想800万人減に対して、結果250万9000人増と予想を大幅に上回りました。
4月は2068万7000人減と、速報値の2050万人減から18万7000人下方修正されました。
3月は137万3000人減と、速報値の87万人減から50万3000人下方修正されました。
3-4月分で、69万人下方修正されました。
【失業率:1988-2020】

失業率は予想19.7%に対して、結果13.3%と予想より良かったです。
今回の統計は「理由不明の休職者」を失業として排除しており、これを含めると失業率は最大3%上昇します。
とはいえ、米失業保険申請件数は過去11週間で4262万件と、米労働人口1億6300万人のうち26.1%が申請していたことを考えれば、失業率が最大16.3%まで上昇したとしても予想より随分マシな数字であると言えます。
【平均時給(前年同月比)】

平均時給は予想+8.5%に対して、結果+6.7%と予想を下回りました。前月の+7.9%から鈍化している主な要因は、比較的賃金の低い飲食業や小売業の雇用環境が改善しているためです。
【サービス部門】

実際、「小売業」は36万8000人増と、前月の210万7000人減から大幅に改善しているほか、「レジャー・娯楽」も123万9000人増と、前月の765万3000人減から大幅に改善しています。
【ダウ平均:日足】

市場予想を上回る雇用統計を好感して、ダウ平均は前日比829.16ドル(3.15%)高の2万7110ドルと急騰し、200日移動平均線を上に大きくブレイクアウトしました。
どうやら3月のコロナショックで狼狽売りし、その後二番底を待っていた投資家はいよいよ莫大な機会損失を被ることになりそうです。
そもそも、正確にタイミングを計ることなど誰にもできないことから、「二番底を待つ」という投資戦略は間違いであることはこのブログで何度も指摘しています。また、FRBがゼロ金利政策と無制限の量的緩和策に踏み切っているということは、いずれも株価に追い風が吹いていることを意味するので、それと反対に賭けることは非常にリスクが高いです。
そのため、多くの投資家はS&P500インデックスファンドや一握りの優良株に投資し、配当を再投資し続けるのが賢明だと言えます。
ちなみに、具体的にどういった企業が優良株であるのかについてですが、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。
「モトリーフール」 は個人投資家に絶大な人気を誇る投資メディアで、90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。
モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま
つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。
たとえば、「スペシャルフリーレポート」では、競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できる厳選された優良株がいくつも紹介されています。
そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。
モトリーフールのスペシャルフリーレポート(無料登録)はこちらからどうぞ
グッドラック。
【PR】YouTube『バフェット太郎の投資チャンネル』は毎週、月曜・水曜・土曜の18時にアップされます。日本一わかりやすい投資・経済専門番組を目指していきますので、チャンネル登録ぜひよろしくお願いします!!

大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
コメント