バフェット太郎です。

金先物価格が1800ドルの大台を突破し、2011年11月以来およそ8年8カ月ぶりの高水準を付けました。

上昇している主な要因は、新型コロナウイルスの感染第2波により、経済活動が再び規制されるとの懸念が強まったほか、景気回復への遅れが金融緩和の長期化に繋がるとの見方が広がったためです。

【金先物価格:2010-2020】
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金先物価格は「カップ・ウィズ・ハンドル」のチャートパターンを形成しつつあります。

「カップ・ウィズ・ハンドル」とは、伝説の投資家ウィリアム・J・オニール氏が好んだチャートパターンで、チャートの形がちょうどティーカップのような形をしていることから、その名が付けられました。

「カップ・ウィズ・ハンドル」のチャートパターンを簡単に説明すると、カップ型の底を形成したあと、一旦下落して”取っ手”部分を形成し、その後カップの上値を上にブレイクアウトすれば、カップの深さの分だけ上昇が期待できるというものです。

つまり、次はカップの”取っ手”を形成する可能性が高いというわけです。そしてそれを示唆するように「ダイバージェンス」も発生しています。

「ダイバージェンス」とは、金価格の上値が切り上がっている一方で、RSI(相対力指数)の上値が切り下がる逆行現象のことを指します。この「ダイバージェンス」は強気相場の最終局面に発生するとも言われていますから、一時的に調整局面を迎えて、そこでカップの”取っ手”を形成する公算が大きいです。

そして、2015年の安値1045ドルから前回の高値1798ドル(+72.1%)分上昇すると考えれば、金は一時的な調整後に3094ドルをターゲットに大暴騰することが期待できます。

ちなみに、金鉱株ETFのヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)はすでに「カップ・ウィズ・ハンドル」の形成が終了し、大暴騰し始めています。

【ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)】
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ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETFのカップの深さは+82%(=31÷17)ですから、カップの高値31ドルを起点にすれば、56.4ドルをターゲットに大暴騰することが期待されます。

グッドラック。

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