バフェット太郎です。

米労働省が6月の雇用統計を発表しました。米経済は回復の兆しをみせています。

【非農業部門雇用者数:2008-2020】
6
非農業部門雇用者数は予想300万人増に対して、結果480万人増と予想を上回りました。

5月は269万9000人増と、速報値の250万9000人増から19万人上方修正されました。

4月は2078万7000人減と、速報値の2068万7000人減から10万人下方修正されました。

4-5月分で9万人上方修正されました。

【失業率:1988-2020】
1
失業率は予想12.3%に対して、結果11.1%と予想より1.2%ポイント良かったです。

失業率は4月の14.7%をピークに二カ月連続で減少していることから、リセッション局面も終わりつつあることが示唆されます。

【平均時給(前年同月比)】
3
平均時給は予想5.3%に対して、結果5.0%と予想を下回りました。しかし、これは良いことです。なぜなら、これまで平均時給が上昇していた原因は、比較的賃金の低いサービス業で失業者が急増したためだからです。

つまり、平均時給が予想より鈍化しているということは、比較的賃金の低いサービス業で雇用が回復しつつあることが示唆されているわけです。

【サービス業】
5
実際、「小売業」は約74万人増と、前月の約37万2000人増から大幅に改善しているほか、「レジャー・娯楽」も208万8000人増と、前月の140万3000人増から大幅に改善しています。

【商品生産部門】
4
商品生産部門の内訳を眺めると、「建設」が15万8000人と前月の45万3000人と鈍化した一方、「製造業」は35万6000人増と、前月の25万人増から回復基調が続いています。

【S&P500種指数:日足】
1
市場予想を上回る雇用統計を好感して、S&P500種指数は前日比1.37%高の3158.42と急伸しています。

3月のコロナショックによる暴落を受けて、かねてから暴落を待っていた人たちは「二番底を待ってから買えばいい」と主張していましたが、結局二番底は訪れることなく、株価があっという間に上昇してしまったことを考えると、「二番底」を待っていた人たちは莫大な機会損失を被ることになりそうです。

そもそも、市場は「効率的市場仮説」の下、株価はあらゆる情報を瞬時に織り込むため、誰も市場を出し抜くことなどできません。そのため、個人投資家は暴落を待ったりせず、S&P500インデックスファンドや一握りの優良株を定期的にコツコツと積立投資すればいいんです。

ちなみに、一握りの優良株というのは、コカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)など安定したキャッシュフローが見込める銘柄のことであるわけですが、そういった銘柄を探したいなら米国株専門の投資情報サイト「モトリーフール」が参考になると思います。

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グッドラック。 

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