バフェット太郎です。

2020年6月末の資産総額は約6870万円と、前月の約7040万円から70万円(2.4%)減少しました。

【運用状況】
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米経済が回復の兆しを見せる中で、バフェット太郎が保有するディフェンシブ銘柄の多くが出遅れました。

【配当金】
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6月はマクドナルド(MCD)、IBM、エクソン・モービル(XOM)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、ウォルマート(WMT)の合計5社から2953.10ドル(約31万9000円)、税引き後2117.97ドル(約22万9000円)の配当金を受け取りました。

【取引履歴】
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6月は飲料大手のコカ・コーラ(KO)の株式を4940ドル(約56万円分)買い増しました。

【バフェット太郎10種】
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バフェット太郎はかねてから米連続増配高配当株10銘柄に均等分散投資しているわけですが、現在、プロクター&ギャンブルが12.9%と、組み入れ比率最大銘柄となっており、次いでウォルマートが11.0%と続いています。

一方で、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の組み入れ比率は8.7%と、10銘柄中最低となっていますから、7月は同社株を買い増しする公算が大きいです。

タバコ株は代表的な衰退産業のひとつとして知られていますから、多くの人々はタバコの売上高は減少していると決めつけています。

【2020年Q1:フィリップ・モリス・インターナショナルの地域別売上高と営業利益の対前年比】
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ところが、実際は売上高は減少するどころか増加していて、米国を除く世界の売上高は+7.1%の増収、営業利益は+19.3%の増益と好調です。業績が好調な要因は販売数量が減少しても、販売価格を引き上げるだけで売上高は増加するからです。

【配当再投資込みの累積収益額(単位:ドル):2016-2020】
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配当再投資込みの累積収益額は8万5715ドル(約925万円)でした。

バフェット太郎の投資スタイルは連続増配高配当株に投資して配当を再投資し続けることで、株数を増やすことで資産の最大化を狙っています。

そのため、株価が大きく値上がりする局面では、それほど恩恵を享受することができませんが、配当再投資を10年、20年と続けていくことでそれなりに株数も増えますから、そうすれば、株高の恩恵を享受することができます。

ただし、これは反対に短期的にはお金持ちになれない戦略ですから、ソッコーでお金持ちになりたい投資家には不向きな投資戦略だと言えます。

また、かねてからバフェット太郎は一握りの優良株やS&P500インデックスファンドに投資することを推奨していますが、S&P500インデックスファンドへの投資もまたソッコーでお金持ちになれる投資戦略ではありません。

世界の株式市場は今、米国株一強であり、超大型ハイテク株のGAFAMがS&P500趣指数全体を押し上げているので、誰も好調な「S&P500インデックスファンド」への投資に悲観していませんが、個人投資家はこうした環境が永遠に続くわけではないことも覚悟しておかなければなりません。

つまり、「S&P500インデックスファンドは『GAFAM』に指数が大きく左右されているから伸びが鈍化しているし、そもそも米国株への集中投資だから、全世界の株価指数に出遅れている」ということが何年にも渡って起こりえるということです。言い方を変えれば、2000年代のようにS&P500インデックスファンドへの投資がバカにされる時代が訪れるのは必然です。(現在、人気化しているハイテク株ETFにも同じことが言えます。)

ここである逸話を紹介すると、数年前、アマゾン・ドットコムのジェフ・ベゾスCEOがバークシャー・ハザウェイのウォーレン・バフェット氏とランチをした際にこう尋ねたそうです。

「ウォーレンの投資哲学はシンプルでわかりやすいのに、なぜ誰も真似しようとしないんだ?」

するとバフェットはこう答えたそうです。

「誰もゆっくりとお金持ちになりたいなんて考えていないよ。みんなソッコーでお金持ちになりたいと考えているんだ」

グッドラック。  

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