バフェット太郎です。
ツイッター(TWTR)が有料のサブスクリプション(定期購読)型サービスの開始を進めていることが明らかになりました。
ツイッターのウェブサイトによる求人情報によれば、エンジニアを募集する内容で、開発チームについて「将来的に他のチームが再利用できるサブスクリプションのプラットフォーム(基盤)を構築している」と紹介されています。
ちなみに、開発チームの名前は「グリフォン」です。
グリフォンとは上半身が鷲で下半身がライオンの伝説上の生き物です。つまり、異なるサービスを掛け合わせたものを想起させますから、従来の「広告モデル」と「課金モデル」を掛け合わせたサービスを生み出すことが示唆されます。
【ツイッターのキャッシュフロー推移】
ツイッターは収益のほとんどを広告収入に頼っているので、景気に左右されやすい傾向にあります。これは、企業は景気が良い時ほど広告を出す一方、景気が悪いと広告費を削減する傾向にあるためです。
そのため、ツイッターが景気に左右されないサブスクリプションモデルを採用することは投資家にとってポジティブサプライズです。
【ツイッター(TWTR):日足】
ツイッターの株価はこの報道を好感して前日比+7.34%と急騰しました。
さて、サブスクリプションモデルが一体どういった内容になるのかは明らかにされていませんが、いくつかのモデルが予想されています。
たとえば、「YouTubeプレミアム」のような課金モデルで、月額5ドルで広告を非表示にするといった機能です。タイムラインに広告が流れることに対して鬱陶しいと感じている人は少なくありませんから、こうしたユーザーに対して課金するわけです。
また、インフルエンサーがサブスクリプションの課金オプションを追加する機能が実装される可能性もあります。たとえば、インフルエンサーがツイートを非公開化し、月額20ドルで閲覧することができるようになる機能です。ユーザーはインフルエンサーに月額20ドル支払うことでツイートを閲覧することができるほか、ツイッターはインフルエンサーから売上の30%(6ドル)程度を手数料として徴収するといったモデルです。
あるいは、サロンのような課金者限定の有料コミュニティです。たとえば、インフルエンサーが月額10ドルのコミュニティを立ち上げ、課金者だけがそのチャットルームでコミュニケーションが取れるというものです。また、インフルエンサーの裁量で退会を強制することもできるので、チャットルームが荒れる心配もありません。ツイッターはやはりインフルエンサーから売上の30%程度を手数料として徴収します。
その他にも、太文字や色文字、さらに簡単なHTMLタグを月額5ドル課金すれば使用できるようになるなど、追加機能への課金、あるいは一日にツイートできる回数を制限して課金者のみ無制限といったモデルも想定されます。
いずれにせよ、サブスクリプションサービスが開始されれば、ツイッター社は安定したキャッシュフローが見込めるようになるので、株価に対する適正なバリュエーション(PERなど)は一層高くなることが予想されます。
グッドラック。
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ツイッター(TWTR)が有料のサブスクリプション(定期購読)型サービスの開始を進めていることが明らかになりました。
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ちなみに、開発チームの名前は「グリフォン」です。
グリフォンとは上半身が鷲で下半身がライオンの伝説上の生き物です。つまり、異なるサービスを掛け合わせたものを想起させますから、従来の「広告モデル」と「課金モデル」を掛け合わせたサービスを生み出すことが示唆されます。
【ツイッターのキャッシュフロー推移】
ツイッターは収益のほとんどを広告収入に頼っているので、景気に左右されやすい傾向にあります。これは、企業は景気が良い時ほど広告を出す一方、景気が悪いと広告費を削減する傾向にあるためです。
そのため、ツイッターが景気に左右されないサブスクリプションモデルを採用することは投資家にとってポジティブサプライズです。
【ツイッター(TWTR):日足】
ツイッターの株価はこの報道を好感して前日比+7.34%と急騰しました。
さて、サブスクリプションモデルが一体どういった内容になるのかは明らかにされていませんが、いくつかのモデルが予想されています。
たとえば、「YouTubeプレミアム」のような課金モデルで、月額5ドルで広告を非表示にするといった機能です。タイムラインに広告が流れることに対して鬱陶しいと感じている人は少なくありませんから、こうしたユーザーに対して課金するわけです。
また、インフルエンサーがサブスクリプションの課金オプションを追加する機能が実装される可能性もあります。たとえば、インフルエンサーがツイートを非公開化し、月額20ドルで閲覧することができるようになる機能です。ユーザーはインフルエンサーに月額20ドル支払うことでツイートを閲覧することができるほか、ツイッターはインフルエンサーから売上の30%(6ドル)程度を手数料として徴収するといったモデルです。
あるいは、サロンのような課金者限定の有料コミュニティです。たとえば、インフルエンサーが月額10ドルのコミュニティを立ち上げ、課金者だけがそのチャットルームでコミュニケーションが取れるというものです。また、インフルエンサーの裁量で退会を強制することもできるので、チャットルームが荒れる心配もありません。ツイッターはやはりインフルエンサーから売上の30%程度を手数料として徴収します。
その他にも、太文字や色文字、さらに簡単なHTMLタグを月額5ドル課金すれば使用できるようになるなど、追加機能への課金、あるいは一日にツイートできる回数を制限して課金者のみ無制限といったモデルも想定されます。
いずれにせよ、サブスクリプションサービスが開始されれば、ツイッター社は安定したキャッシュフローが見込めるようになるので、株価に対する適正なバリュエーション(PERなど)は一層高くなることが予想されます。
グッドラック。
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