バフェット太郎です。

ビットコインのボックス相場が続く中、出来高が減少傾向にあることから、調整局面を迎える可能性が高まっています。

【ビットコイン:週足】
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これは2018年のボックス相場でもそうだったのですが、ボックス相場が続く中で出来高が減少していたことから、その後ビットコインは半値と大暴落したのです。そのため、今回も同様にボックス相場が続く中で出来高が減少していることから、ビットコインは急落する可能性が高まっているというわけです。

ちなみに、現在は50週移動平均線をサポートライン(下値支持線)にし、何とか支えられていますが、仮に下にブレイクアウトすれば200週移動平均線の6217ドルがターゲットになります。

とはいえ、必ずしも暴落することが決定したというわけではなくて、飽くまで可能性が高まっているに過ぎません。また、かねてから指摘していることですが、過去の経験則に従えばビットコインは「半減期」に伴い上昇する公算の方が依然として大きいと考えています。

【ビットコインの長期チャートと半減期】
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「半減期」とは、マイニングに対する報酬が半減するというものなのですが、過去を振り明けると2012年と2016年の半減期直後にいずれも大暴騰しました。そのため、今回も大暴騰することが期待できるわけです。

また、ビットコインの希少性を考えれば、短期的に値下がりしたとしても長期的には値上がりする公算が大きいです。たとえば、ビットコインは2100万BTCしか存在しない一方で、FRBはマネーサプライ(通貨供給量)を増やしていてドルが市場にジャブジャブとダブついているんです。

これはすなわちドルに対するビットコインの価値が潜在的に値上がりしていることを意味するので、ドルの供給量が増えれば増えるほどビットコインの価値は値上がりします。

【マネーサプライ(通貨供給量)】
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このようにマネーサプライは増加傾向にあるわけですが、とりわけコロナショック後に垂直に拡大しています。それはすなわちドルに対するビットコインの潜在的な価値も垂直に値上がりしていることを意味します。

加えて、ビットコインを巡っては機関投資家は年金基金がポートフォリオに組み入れ始めており、今後さらなる資金流入が期待できます。ビットコインの市場規模は極めて小さいですから、株や債券に流れていた資金が少し流入するだけで大暴騰することが期待できるんです。

従って、ビットコインは長期的な観点から見て投資妙味があるわけですが、ボラティリティ(変動率)が高い傾向にありますし、短期的には暴落する可能性があることを考えれば、多くの資金をビットコインに振り分けるべきではありません。

ですから、ビットコインを保有する額は「100倍になったら嬉しいけれど、ゼロになっても生活が変わらない額」が望ましいです。

具体的に言えば、ビットコインはポートフォリオの1~3%程度に留めておくと良いです。これは、仮に1%分の仮想通貨が100倍に値上がりした場合、資産全体の額は二倍になりますが、ゼロになったとしても、残りの99%の資産を年率1.1%で運用するだけで資産額を元に戻すことができるなど、十分修復可能な額だからです。

かくいうバフェット太郎もポートフォリオの1~3%の範囲内でビットコインに投資しています。

そのため、これからビットコインへの投資を始めてみようと考えている投資家は、「半減期」後の強気相場が本格的に始まる前に少しだけ保有し、値上がり益を享受するのが賢明だと思います。

ちなみに、バフェット太郎はサイトの使いやすさと安全性の観点からマネックス・グループ傘下で日本最大のビットコイン取引所「コインチェック」を利用しています。「コインチェック」はアプリのダウンロード数が1位であるほか、大手資本が入ったことで徹底したセキュリティ体制が構築されるなど、信頼できる取引所だと思います。

また、最近は「かんたん本人確認」の提供を開始したことで、最短即日に取引を開始できるようになりました。(従来は郵便を利用した本人確認が必要だったため、最短でも二日間必要でした。)

個人投資家が長期的な資産形成を目的に米国株をメインに運用することは正しいですが、せっかく投資の勉強をしているのなら、景気サイクルや時代のうねりに備えて資産の一部を少しだけビットコインに振り分け、『趣味としての投資』を楽しむのも面白いと思います。

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グッドラック。

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