バフェット太郎です。

おかげ様で拙著『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』がついに7万部を突破しました!!買ってくれたみなさん、そしていつもブログを読んでくださってるみなさん、本当にありがとうございます!

一カ月前にオリエンタルラジオの「あっちゃん」こと中田敦彦さんにYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』でご紹介してもらって以降、怒涛のように本書が売れています。

こうした中で「中田敦彦が米国株を紹介したから相場は天井だ」といった情弱専用のテンプレかな?て思うコメントも少なくありません。

そもそも”相場の天井”を警告するコメントは一見すると賢そうに見えるものです。これは、一見すると賢そうに見えますが、マーケットタイミングなんて誰も読めないことを考えれば、実際のところ強気相場に乗れなかった自分を慰めているだけでしかありません。

たとえば、本書が発売した2018年4月には「バフェット太郎が本を出版したから米国株ブームは終わる」と日本株クラスタから散々嫌味を言われたけれど、結局そんなことはなくて、2020年2月のコロナショックまで強気相場は続きました。

そして、FRBによるゼロ金利政策と無制限の量的緩和策が実施される中、それが意味するところを理解できない情弱たちがやはり「中田敦彦が米国株を紹介したから相場は天井だ」と騒ぎ立てているのです。

彼らはどうやら「靴磨き少年」のような逸話が大好きでたまらないんだと思います。

「靴磨き少年」というのは、1929年の大恐慌の前年にジョセフ・P・ケネディ氏(ケネディ大統領の父親)がオフィスに向かう途中で靴磨きの少年に靴を磨いてもらった後、その少年に「おじさん、〇〇株買いなよ!絶対儲かるから!」と言われ、「こんな子どもまで株式市場が上がると思っているなら、株は暴落する」と考え、保有するすべての株を売り払って暴落を回避したという逸話です。

実際、この逸話は”作り話”と言われていますが、情弱も「賢明な人間でありたい」という願望は持っていますから、これと似たような事象が起こると「〇〇まで株が上がると思っているなら、株は暴落する」と言ってケネディ氏のマネをして承認欲求を満たしたくて仕方がないんです。

しかし、FRBがゼロ金利政策と無制限の量的緩和策でバランスシートを膨張させる中で、株式市場が暴落することに賭ける行為はバカげています。なぜなら、FRBがやっていることは株式に対する割高なバリュエーションを容認することに加えて、市場に大量のドルを供給することになりますから、むしろ株価にとって追い風だからです。

つまり、「(株式を)持たざるリスク」の方が大きくなっているわけですから、こうした中で「中田敦彦が米国株を紹介したから相場は天井だ」と言って株式を保有しないのは、「世界で何が起きているのかさっぱりわからない!!」と絶叫しているようなものです。

グッドラック。

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