バフェット太郎です。

世界的なマネーの膨張は次世代の安全資産であり「デジタル・ゴールド」の異名を持つビットコインを押し上げる公算が大きいです。

【日米欧のマネーストック(前年同月比)】
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(出所:日本経済新聞

コロナ禍による経済再生を目指すため、日米欧のマネーストック(民間経済に行き渡る資金量)は5月末時点で4620億ドルと、前年同月比で550兆円も増加しています。

こうしたマネーの膨張は、EUが7500億ユーロ(約92兆円)もの巨額の復興基金を創設することに合意したことや、米政権が追加の景気支援策を近く発表するとの見通しから、これからも続くことが予想されます。

また、巨額のマネーが市場に流入すれば、株式市場にとって追い風になるほか、ダブついた資金が金やビットコインなどより小さな市場に流入することが期待できるので、価格が高騰することが予想されます。

【金先物価格:2008-2020】
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実際、金市場にはすでにマネーが流入しており、金融危機後の2011年に付けた過去最高の1923.70ドルに到達しようとしています。

【ビットコイン:週足】
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こうしたことからビットコインにも投資資金が流入する公算が大きいのですが、未だそうしたトレンドは見られていません。むしろ、ビットコインはボックス相場に入っているほか、出来高も減少していることに加えて、レジスタンスに接近しているため、短期的には下落に転じる公算が高まっています。

ただし、ビットコインは「半減期」を迎えていることからも中長期的には上昇することが期待されます。

【ビットコインの長期チャートと半減期】
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そもそも「半減期」というのは、マイニングに対する報酬が半減するというものなのですが、過去を振り明けると2012年と2016年の半減期直後にいずれも大暴騰しました。

つまり、ビットコインの供給量が減ることに加えて、マネーストックの膨張でビットコインの需要は増えていることから、今回も大暴騰することが期待できるわけです。

とはいえ、ビットコインはボラティリティ(変動率)の高いリスク資産ですし、予想に反して暴落する可能性が十分あり得ることを考えれば、多くの資金をビットコインに振り分けるべきではありません。

そのため、ビットコインを保有する額は「100倍になったら嬉しいけれど、ゼロになっても生活が変わらない額」が望ましいです。

具体的に言えば、ビットコインはポートフォリオの1~3%程度に留めておくと良いです。これは、仮に1%分の仮想通貨が100倍に値上がりした場合、資産全体の額は二倍になりますが、ゼロになったとしても、残りの99%の資産を年率1.1%で運用するだけで資産額を元に戻すことができるなど、十分修復可能な額だからです。

かくいうバフェット太郎もポートフォリオの1~3%の範囲内でビットコインに投資しています。

そのため、これからビットコインへの投資を始めてみようと考えている投資家は、「半減期」後の強気相場が本格的に始まる前に少しだけ保有し、値上がり益を享受するのが賢明だと思います。

ちなみに、バフェット太郎はサイトの使いやすさと安全性の観点からマネックス・グループ傘下で日本最大のビットコイン取引所「コインチェック」を利用しています。「コインチェック」はアプリのダウンロード数が1位であるほか、大手資本が入ったことで徹底したセキュリティ体制が構築されるなど、信頼できる取引所だと思います。

また、最近は「かんたん本人確認」の提供を開始したことで、最短即日に取引を開始できるようになりました。(従来は郵便を利用した本人確認が必要だったため、最短でも二日間必要でした。)

個人投資家が長期的な資産形成を目的に米国株をメインに運用することは正しいですが、せっかく投資の勉強をしているのなら、景気サイクルや時代のうねりに備えて資産の一部を少しだけビットコインに振り分け、『趣味としての投資』を楽しむのも面白いと思います。

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グッドラック。

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