バフェット太郎です。

米国株投資専門の投資情報サイト「モトリーフール」のスペシャルレポート(無料)に『伝説のファンドマネジャー、ピーター・リンチの9つの投資ヒント』はこれから個別株に投資しようと考えている人にとって必読です。

そもそもピーター・リンチ氏とは、1980年代に最も成功した米名門フィデリティのマゼランファンドを運用していた伝説のファンドマネジャーで、彼の「ピーター・リンチの株で勝つ」は多くの個人投資家の愛読書になっています。

これは、彼の投資哲学が普遍的な内容であり、個別株に投資する上で非常に参考になるからです。

たとえば、リンチ氏は投資で成功するためには「頭の良さ」は必要ないと主張しています。実際、ノーベル経済学賞受賞者によって運用されたLTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)はロシア債に投資した結果、ロシアがデフォルト(債務不履行)に陥り1998年に破綻しました。このように、頭の良い人たちが必ずしも投資の世界で莫大な富を築けるわけではないことが証明されています。

リンチ氏は「頭の良さ」よりも「精神的タフさ」が重要だとしています。なぜなら、株価の乱高下に耐えられなければ大きな値上がり益を得ることができないからです。

これについては著名投資家ウォーレン・バフェット氏も同じ意見で、バフェット氏はかねてから「他人が貪欲な時は慎重に、他人が恐れているときは貪欲に」と主張しています。

たしかに2008年の金融危機以降、株式市場が大暴落したことで多くの投資家が恐怖を感じていましたが、この時バフェットは積極的に買い向かっており、資産をさらに増やしました。

そして、リンチ氏は「自分が理解できる企業に投資すること」と述べています。これもかねてからバフェット氏が主張していることと同じです。
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現在、株式市場はバイオ関連株が大暴騰しており、多くの投資家が未だワクチン開発に成功していない赤字企業に積極的に投資していますが、バイオ株を十分理解している人は少ないです。

もちろん、投資家の中には十分理解した上で投資している人もいますが、個人投資家の中には「よくわからないけれど、みんなが買っているし、実際に儲かっているから」という理由で買っている人も少なくありません。

しかし、自分が理解できないよくわからない会社の株に投資してしまえば、予想外に暴落した時狼狽売りに走るだけです。つまり、リンチ氏が重要だとしている「精神的タフさ」を持つことができないのです。

そのため、リンチ氏は個別株に投資する場合は「買う理由を小学生でもわかる簡単な言葉で説明できなければならない」としています。たとえば、ソフトドリンクやお菓子を製造・販売している会社なら誰でも説明ができるかもしれません。

このように、小学生でも簡単に理解できる優良企株に投資し、忍耐強く長期で保有し続けることができれば、誰もが資産の最大化を目指すことができます。

グッドラック。

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グッドラック。

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