バフェット太郎です。

米政府とFRBのコロナ対策によるマネーサプライ(通貨供給量)の膨張は、インフレを加速させつつあります。ただし、それは一部に限られているけれど。

【米8月コア消費者物価指数】
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米労働省が発表した8月の米コア消費者物価指数は前年同月比1.7%と、前月の1.6%から加速し、5カ月ぶりの水準に回復しました。

ただし、インフレはモノやサービス全般の価格が上昇しているわけではなくて、特定のモノやサービスに限定されています。

【インフレが加速した商品やサービス】
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たとえば、通勤・通学する際、不特定多数の人たちが乗り降りする電車やバスといった公共交通機関はコロナに感染する可能性が高くなるので、自動車通勤するために自動車需要が増加しました。その結果、自動車の販売価格は前年同月比で5.7%も増加しました。

また、巣籠消費を追い風に娯楽書籍の物価が上昇したほか、レストランなどでの外食機会が減った一方、家庭で食事する機会が増えたことで、家庭における食費が増え、物価も上昇しました。

このように、一部の商品で需要の増加に伴う価格の上昇が見られました。

その一方で、一部の商品やサービスは需要の減少に伴い価格が値下がりしました。

【デフレが加速した商品やサービス】
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たとえば、航空需要の消滅により、航空券の価格が前年同月比で23.2%も減少したほか、リモートワークの機会が増えたことで紳士用スーツも17.1%の減少とデフレ化が加速しました。

また、婦人服やホテル、靴なども需要の低迷を理由にデフレ化が進みました。

このように、コロナをきっかけに人々の生活が激変してしまったことで、需要が増加する商品やサービスの価格は値上がりする一方、需要が激減して回復の兆しが見えない商品やサービスの価格ほど値下りする傾向がしばらく続くと思います。

そのため、コロナ禍による人々の巣籠消費が続くと考えれば、ゼネラル・ミルズ(GIS)やマコーミック(MCK)などの食品株やクロロックス(CLX)などの家庭用品株が有望です。

また、リモートワークの機会が増えたことでズーム(ZM)の業績は引き続き堅調に推移することが予想されるほか、巣籠消費の拡大で、ネットフリックス(NFLX)なども引き続き有望だと思います。

その一方で、アパレル関連株やホテル・旅行関連株、航空株、エネルギー株などの低迷はしばらく続く公算が大きいです。ただし、ワクチンの完成で大暴騰することが期待できるのもこれらの売られすぎたセクターですから、注目しておいて損はないと思います。

グッドラック。

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