バフェット太郎です。

大統領選挙も残すところあと2週間となりましたが、株高が続いているということは、トランプ大統領が勝利する可能性が高いことを示唆しています。

【賭けオッズ:トランプVSバイデン】
4
賭けオッズの推移を眺めると、バイデン勝利の確率が59.6%であるのに対して、トランプ勝利の確率は40.9%と、バイデンが18.7%ポイントリードしています。

ただし、11日に34.7%ポイントあったリードがわずか8日で16%ポイントも縮小していることを考えると、トランプが4年前の大統領選挙同様、逆転勝利する可能性は十分あります。ちなみに、株式市場はトランプ勝利を織り込んでいます。

【S&P500種指数:日足】
1
S&P500種指数は8月3日の終値3294.61ポイントから5.7%高の3483.81ポイントで推移しています。過去を振り返ると大統領選挙の直前の3ヶ月で株価が上昇すれが、現職大統領が勝利する一方、反対に下落すれば敗北する傾向にあることで知られています。

そのため、株高が続いているということはトランプ大統領が勝利する可能性が高いと言えるのです。ただし、予想外に株価が下落すればトランプ大統領の勝利が危うくなりますから、最後の最後までわかりません。

【大統領選挙の翌年の年間騰落率:ダウ平均】
3
大統領選挙を控えている中で、個人投資家の中にはキャッシュポジションを厚くしている人も少なくないと思います。しかし、それはこれから訪れる強気相場の恩恵を取り逃す可能性を高める愚行になりかねません。なぜなら、大統領選挙の翌年の株価は上昇する傾向にあることで知られているからです。

実際、過去を振り返ると11回中8回で株価は上昇した一方3回は下落するなど、73%の確率で上昇していたのです。また、平均騰落率は+10.5%でした。

つまり、このままキャッシュポジションを厚くしていると、機会損失を被る可能性が高くなるというわけです。そのため、個人投資家は通常通りのアセットアロケーション(資産配分)を心掛けた堅実な運用を続けた方が賢明だと言えます。

グッドラック。



SPONSORED LINK