バフェット太郎です。
ダウ平均が一時2万9933ドルと史上最高値を更新するなど大暴騰しています。
【ダウ平均:日足】
これは、米製薬大手のファイザー(PFE)が独バイオンテックと共同開発中のコロナワクチンの有効性について、感染予防率が90%を超えたとする初期データを発表したためです。
ファイザー・バイオンテック連合は、11月第3週にもFDA(米食品医薬品局)に緊急承認を申請する予定で、仮に承認を得られれば、年内に世界で5000万回分(2500万人分相当)、2021年末までには最大13億回分(6億5000万人分相当)のワクチンが製造される計画になっています。
ちなみに、日本政府はファイザー・バイオンテック連合から1億2000万回分(6000万人分相当)のワクチンの供給を受けることで基本合意しています。
さて、経済活動再開への期待感から、コロナ禍で打撃を受けたセクターほど大きく上昇しています。たとえば、エネルギー株のエクソン・モービル(XOM)や航空株のデルタ航空(DAL)、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)、百貨店のメーシーズ(M)などが10%~20%高と大暴騰しています。
また、これまで売られすぎていたバリュー株にも買い戻しが入りました。
しかし、その一方でコロナ禍の恩恵を受けたアマゾン・ドットコム(AMZN)やネットフリックス(NFLX)、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)のほか、高PER株は軒並み急落しています。これは長期金利が急騰しているためです。
【米10年債利回り】
米10年債利回りは0.93%と、およそ8カ月ぶりの高さを記録したほか、200日移動平均線を上にブレイクアウトしました。
長期金利と株式のバリュエーション(PERなど株価を評価する際に用いる指標)はシーソーの関係にありますから、米10年債利回りが上昇しているということで株式のPERは下がりやすいのです。
とりわけ、高PER株の多いハイパー・グロース株は大きく売られやすい環境になっているというわけです。
ただし、これで「ハイパー・グロース株投資の時代」が終わったわけではないと思います。なぜなら、米国は未だデフレ気味であるほか、FRB(米連邦準備制度理事会)による量的緩和策が期待できるからです。
つまり、長期金利がこれから一本調子に上がり続けるというシナリオは現状考えにくいので、長期金利の上昇によるハイパー・グロース株の暴落は押し目買いのチャンスになる公算が大きいです。
グッドラック。
ダウ平均が一時2万9933ドルと史上最高値を更新するなど大暴騰しています。
【ダウ平均:日足】
これは、米製薬大手のファイザー(PFE)が独バイオンテックと共同開発中のコロナワクチンの有効性について、感染予防率が90%を超えたとする初期データを発表したためです。
ファイザー・バイオンテック連合は、11月第3週にもFDA(米食品医薬品局)に緊急承認を申請する予定で、仮に承認を得られれば、年内に世界で5000万回分(2500万人分相当)、2021年末までには最大13億回分(6億5000万人分相当)のワクチンが製造される計画になっています。
ちなみに、日本政府はファイザー・バイオンテック連合から1億2000万回分(6000万人分相当)のワクチンの供給を受けることで基本合意しています。
さて、経済活動再開への期待感から、コロナ禍で打撃を受けたセクターほど大きく上昇しています。たとえば、エネルギー株のエクソン・モービル(XOM)や航空株のデルタ航空(DAL)、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)、百貨店のメーシーズ(M)などが10%~20%高と大暴騰しています。
また、これまで売られすぎていたバリュー株にも買い戻しが入りました。
しかし、その一方でコロナ禍の恩恵を受けたアマゾン・ドットコム(AMZN)やネットフリックス(NFLX)、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)のほか、高PER株は軒並み急落しています。これは長期金利が急騰しているためです。
【米10年債利回り】
米10年債利回りは0.93%と、およそ8カ月ぶりの高さを記録したほか、200日移動平均線を上にブレイクアウトしました。
長期金利と株式のバリュエーション(PERなど株価を評価する際に用いる指標)はシーソーの関係にありますから、米10年債利回りが上昇しているということで株式のPERは下がりやすいのです。
とりわけ、高PER株の多いハイパー・グロース株は大きく売られやすい環境になっているというわけです。
ただし、これで「ハイパー・グロース株投資の時代」が終わったわけではないと思います。なぜなら、米国は未だデフレ気味であるほか、FRB(米連邦準備制度理事会)による量的緩和策が期待できるからです。
つまり、長期金利がこれから一本調子に上がり続けるというシナリオは現状考えにくいので、長期金利の上昇によるハイパー・グロース株の暴落は押し目買いのチャンスになる公算が大きいです。
グッドラック。
コメント