バフェット太郎です。

米電気自動車大手のテスラ(TSLA)がS&P500種指数構成銘柄に採用されることが発表されました。

これでインデックスファンドやETFなど指数連動型金融商品を運用している機関投資家が大量の買い注文を入れることが予想されますから、それに先回りする形でテスラ株が急騰ました。

【テスラ(TSLA):日足】
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テスラの日足チャートを眺めると三角保ち合いを上にブレイクアウトしたことから、前回の高値502ドルをターゲットに上昇することが予想されます。(※502ドルを上にブレイクアウトすれば青天井です。)

テスラ株は年初来でおよそ5倍も値上がりしており、時価総額は4000億ドル(約42兆円)を突破していますから、S&P500種指数に採用された途端にウォルマート(WMT:時価総額4200億ドル)に次ぐ第6位の規模になります。ちなみに、ゼネラル・モーターズ(GM)の時価総額は600億ドルで113位です。

これまでテスラは、S&P500種指数構成銘柄に採用されるための条件を満たしていながらも、収益源のほとんどを温暖化ガス排出枠の販売に依存していたことを理由に採用が見送られてきました。

ところが今回、一転して温暖化ガス排出枠の販売による収入は問題なしと見なされました。これは、バイデン大統領の誕生により、パリ協定への再加盟がほぼ確実視されているからです。

パリ協定とは、地球温暖化対策のために「脱炭素化」を目指した国際的な枠組みのことです。つまり、いつまでも「温暖化ガス排出枠の販売」を問題視すること自体が問題と捉えられかねいことがテスラ採用の背景にあるようです。

S&P500種指数の算出元であるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは12月21日からテスラを構成銘柄に採用すると発表していますから、それまでの間は株価が強含む公算が大きいです。

ところで、テスラがS&P500種指数に採用される頃には、テスラ株が大きく上昇した後ということになりますから、S&P500インデックスファンドに投資している投資家たちは、テスラ株を割高な株価で掴まされることになります。

また、長期金利が急騰すれば株式のバリュエーションが急落しかねませんから、テスラ株も急落しかねません。

つまり、S&P500インデックスファンドに投資している投資家からすれば、テスラ株の採用は波乱要因となりかねません。

グッドラック。

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