バフェット太郎です。

英政府がファイザー・バイオンテック連合が共同開発した新型コロナワクチンの緊急使用許可を承認しました。

新型コロナワクチンの緊急使用許可が下りるのは欧米諸国では初めてで、7日にも医療従事者を優先に接種が始まる予定です。

米国ではFDA(米食品医薬品局)が10日以降にも承認する見通しで、パンデミック(世界的大流行)収束への期待感が高まっています。

ファイザー・バイオンテック連合による新型コロナワクチンは、治験で95%の予防効果が確認されていたことから多くの人々が期待していました。

ただし、セ氏マイナス70度で保管する必要があるなど輸送が困難であることから、各地の介護施設に納入するのは難しく、病院でまとめて接種できる医療従事者が優先される見通しです。

【バイオンテック(BNTX):日足】
2
英国での承認を受けてバイオンテックの株価は時間外取引で急騰していますが、株価は近く天井をつける公算が大きいです。

これは、前回のエントリーでも紹介した通り、相場の格言には「噂で買って、事実で売る」というものがあるからです。つまり、株価とは将来を織り込んで動くため、噂や思惑、理想で株価はどんどん上昇しますが、事実がわかる頃には株価は将来の業績をすでに株価に織り込んでいるので「材料出尽くし」から売られやすいのです。

そのため、ワクチン株の相場はすでに終っていると言えそうです。

さて、こうした中で気になることが米10年債利回りの上昇です。

【米10年債利回り:日足】
1
パンデミックが収束すれば全世界で経済活動が再開するため、投資家らはリスクオンによるドル売りを加速させることが予想されます。

すなわち、株やコモディティなどドル建て資産はほぼすべて値上がりすることが予想されますから、これまで積極的にリスク資産を買い向かった投資家は当面の間報われる公算が大きいです。

ただし、市中金利の上昇は株式のバリュエーションの低下要因になります。そのため、これまで市場の牽引役となってきた高PER株などのハイパー・グロース株は軒並み売られることが予想されます。

また、過去の経験則に従えば株式市場は9月10月が下げやすいため、11月から1月頃まで高い傾向にありますが、第4四半期(10-12月期)の決算発表が本格化する2月に相場は乱高下しやすいので投資家は注意する必要があります。

グッドラック。

SPONSORED LINK