バフェット太郎です。

S&P500種指数が史上最高値圏にある中で「売り」を警戒する声が出てきました。

【S&P500種指数:2010-2020】
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たとえば、2009年から始まるS&P500種指数の強気のトレンドチャネルを眺めると、レジスタンス(上値抵抗線)に接近しており「買い」が一服する可能性が高まっています。

また、買われ過ぎか売られ過ぎかを示すRSI(相対力指数)は65と、「買われすぎ」水準を意味する70にも接近しています。

これは、ファイザーとバイオンテックが共同開発した新型コロナワクチンの接種が英国で始まったことや、米国でも10日以降にFDA(米食品医薬品局)が承認するとの見方が強まっているからです。

米国株式市場はコロナショックで大暴落しましたが、その後はワクチン開発成功への期待と政府による追加の経済対策、さらにFRBによる量的緩和が期待されて株高が続いてきました。

しかし、ワクチン開発に成功して経済活動が再開すれば長期金利が急騰するリスクが高まります。

【S&P500の予想PER】
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たとえば、最近の株高の背景にはPERの急激な上昇があったわけですが、これはPERと逆相関の関係にある長期金利が急落したことが背景にあります。つまり、経済活動の再開を材料に長期金利が急騰すればPERは急落する可能性が高まるので、株式市場のリスクが高まると言えるのです。

とはいえ、FRBは量的緩和の拡充を検討していて、買い入れている債券の年限を長期化することが視野にあるそうです。つまり、FRBが長期債を買い入れることで長期金利が抑制されるので、PERが下落しにくくなるのです。

そのため、短期的に見れば株式市場は調整局面を迎える局面があるかもしれませんが、中長期的に見れば株高は続くことが期待できます。

グッドラック。

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