バフェット太郎です。

米議会の与野党指導部が、9000億ドル規模の追加の景気対策を発動することで最終合意しました。

これによって、12月末に打ち切られる失業保険の上乗せ給付が継続しますから、個人消費の失速を回避することができそうです。

ただし、この報道が伝わると投資家は安全資産とされる長期債を買い向かい、これによって長期金利が急落(価格は急騰)したことから、投資家は追加の景気対策の規模について「個人消費を支えられない」と悲観的に見ている可能性があります。

さて、長期金利の急落と財政赤字の拡大によりドルの供給が増加すれば、それは希少性の高い金にとって追い風になります。

とりわけ、金は夏から冬にかけて売られやすい一方で、年初から再び買い戻されるアノマリーがあることで知られているため、ここから金は一気に反発することが期待できます。

【金のアノマリー】
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実際、金先物価格は2013年以降、7回連続で年末にかけて売られ、年初から買われるというアノマリーが再現されました。そして今年も8月から12月にかけて売られましたが、11月末に50週移動平均線をサポートラインに底打ちした可能性があります。

【金の日足】
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ちなみに、金の日足チャートを眺めると、8月以降、強気のフラッグを形成していることがわかると思います。

強気のフラッグとは、活発な相場の動きのなかに見られる短い休止を表していて、フラッグの形成直前に急激で直線的な上昇が見られるのが特徴です。

たとえば、今回の場合は6月から8月のわずか二カ月間で金価格が20%も値上がりしました。これがフラッグ形成直前に見られる急激で鋭角的な上昇です。

そして「強気のフラッグ」は、8月から12がつにかけて相場が呼吸を整えるようにして休止し、その後、再び前のトレンドと同じ方向へ向かって疾走する傾向があります。

そのため、フラッグのレジスタンス(上値抵抗線)となる1920ドル水準を上にブレイクアウトすれば、そこから一気に急騰することが予想されるのです。

ちなみに、金を採掘する金鉱山会社の株価は金価格以上に値上がりすることが期待できます。

【ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(GDX):週足】
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ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETFの週足チャートを眺めると、50週移動平均線をサポートラインに反発しているので、ここから金鉱株は一気に急騰すると思います。

グッドラック。

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