バフェット太郎です。

英国で新型コロナウイルスの変異種が確認されました。変異種はウイルスの表面にある突起「スパイク」の形が変わっているそうです。

感染力は従来のコロナウイルスと比べて7割高いとみられるほか、子どもも大人と同様に感染しやすい可能性があるとのこと。

新型コロナ変異種が広がっていることから、首都ロンドンを含むイングランド南東部で事実上のロックダウン(都市封鎖)が再導入されました。

これを受けて欧州株が軒並み急落し、英国100指数は1.73%安、ドイツDAX指数2.82%安、フランスCAC40指数2.43%安、イタリア40指数2.57%安でした。

また、欧州のロックダウンは欧州売上高が比較的大きいコカ・コーラ(KO)やフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)など、米グローバル企業の業績悪化要因になりますから、これらの銘柄も軒並み急落しました。

新型コロナ変異種は英国以外ではオーストラリア、アイスランド、イタリア、オランダで各1例、デンマークで約10例発見されたほか、南アフリカでは欧州で広がっている変異種とは別の変異種が発見されていて、絶えず変異していることが明かになっています。

ただし、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルによれば、「ワクチンで作られる(人間の)抗体は、スパイクの複数の場所を狙う」とした上で「1カ所変わったからといって、ワクチンの有効性が落ちるとは考えにくい」と、ワクチンが有効だとの認識を示しました。

「変異種はワクチンが効かないかもしれない」との懸念から、米国株式市場は一時急落する場面がありましたが、終盤になると株価は反発し、S&P500種指数は0.39%安まで下げ幅を縮小、ダウ平均に至っては0.12%高と小幅上昇して取引を終えました。

投資家たちは世界先進各国の量的緩和を背景に先行き見通しに対して楽観的になっていますから、結局のところ、市場の強気姿勢を大きく混乱させる材料は「感染危機が収束しない」という予想外の未来だけかもしれません。

グッドラック。

SPONSORED LINK