バフェット太郎です。

長期金利が急騰したことで、金価格が前日比3.33%安の1849.90ドルと急落しました。

【米10年債利回り】
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長期金利が上昇している主な要因は、上下両院で民主党が過半数を占めたことから、巨額の財政出動への期待感が高まっているからです。

巨額の財政出動をすれば、財政悪化への懸念が高まりますから、債券が売られやすく金利は上昇しやすいのです。そのため、利息のつかない金から、利息のつく債券へと投資マネーが流入しているというわけです。

ただし、バフェット太郎は長期金利がこのまま上昇し続けるという風には考えていません。なぜなら、追加の景気支援策はそれほど巨額なものにはならないと考えているからです。

たとえば、民主党がコロナ対策として財政出動をしようと考えても、上院60%の賛成が必要になります。ところが、民主党は上院50%の議席数しか獲得していないので十分な賛成を得ることができないのです。

そして、共和党は保守派が多く、財政悪化への懸念から巨額の財政出動には消極的ですから、規模は小さくなることが予想されます。

また、金利の上昇は企業は設備投資に、個人は住宅の購入に消極的になるので、景気の腰折れリスクにつながります。そのため、FRBが金利上昇を抑え込もうと、購入国債の年限を長期化すると考えられます。

従って、短期的に見れば巨額の財政出動への期待感から長期金利は上昇するかもしれませんが、実現の可能性が低いことやFRBが金利上昇を容認しないことから、長期金利は下げに転じると思います。

【金価格:日足】
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金の日足チャートを眺めると、上昇フラッグを上にブレイクアウトしたことで、ここから一段と上昇するかに思えたものの、再び下落に転じました。

現在は1835ドルと、200日移動平均線をサポートラインに到達したことから、これを下にブレイクアウトするのか、あるいは反発するのかが注目されます。

【金価格:週足】
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ちなみに、週足チャートで眺めると、50週移動平均線が1796ドル水準にあることから、一段の下げ余地があることがわかります。

日足チャートと週足チャートは投資期間の長さで使い分けたりしますから、長期投資家は上昇フラッグが壊れたからと言って過度に悲観する必要はありません。

言い方を変えれば1800ドルを瞬間的に割り込む場面があっても、長期投資家の金に対する強気姿勢は変わらないということです。

グッドラック。

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