バフェット太郎です。

米フォーブス誌が2021年版の世界長者番付を発表しました。

【2021年版世界長者番付と資産額】
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資産額で世界首位となったのは、ネット通販世界最大手のアマゾン・ドットコム(AMZN)の創業者、ジェフ・ベゾスCEOで、資産額は1770億ドル(19兆4400億円)と、4年連続で首位となりました。ベゾス氏の前年の資産額は1130億ドルでしたから、わずか一年で56.6%も増加したことになります。

2位は電気自動車世界最大手のテスラ(TSLA)の創業者、イーロン・マスクCEOで1510億ドルでした。マスク氏の前年の資産額は246億ドルでしたから、わずか一年で6倍も増加しました。

3位は仏高級ブランドグループ、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMUY)会長のベルナール・アルノー氏、4位はマイクロソフト(MSFT)共同創業者のビル・ゲイツ氏、5位はフェイスブック(FB)の創業者マーク・ザッカーバーグ氏、6位は著名投資家ウォーレン・バフェット氏でした。

バフェット氏がトップ5から外れたのは1993年以来で初めてです。

ちなみに、日本人勢はソフトバンク・グループ創業者の孫正義氏の29位が最高で、次いでファーストリテイリング創業者の柳井正氏が31位でした。

また、資産10億ドル(約1100億円)以上の超富裕層は過去最多の2755人と、前年の2095人から31.5%増えました。

女性の富豪も328人と、前年の241人から36.1%増加しました。

さて、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、失業や経済不安が広がる中、お金持ちはますますお金持ちになり、貧しい者はより貧しくなるなど、格差は一段と拡大しています。

なぜ、格差が拡大したのか?と言うと、そのひとつの要因として挙げられるのがFRBによる量的緩和です。

そもそもFRBには「雇用の最大化」と「物価の安定」という二つに使命があり、感染危機によって多くの雇用が失われたことに加えて、物価が下落したことでFRBは対応に迫られました。

しかし、FRBがやれることは二つしかありません。それは、政策金利を引き下げること、そして量的緩和です。FRBはすぐに政策金利をゼロにまで引き下げ、量的緩和については、月800億ドルの米国債と月400億ドルのMBS(住宅ローン担保証券)の買い入れに動きました。

つまり、FRBは雇用の最大化と物価の安定という二つの使命を全うするために、できる限りの策を打ち出したというわけです。こうして米経済は最悪期を脱したわけですが、この政策には当然副作用もあります。

それは、資産価格上昇による格差拡大です。

FRBはドルの発行権を有しており、パソコンのキーボードを叩くだけでドルを無限に刷れます。これによって量的緩和を実行することができたわけですが、当然ドルの価値が次第に漸減してしまいます。では、何に対して価値が漸減するのか?と言えば、それは資産であり、具体的な例を挙げれば株式や不動産などになります。

そのため、株や不動産などの資産を持つ者と持たざる者との間で格差が一段と拡大するということは、FRBが量的緩和を打ち出した瞬間からわかりきっていたことで、誰にも止めることができないのです。

グッドラック。

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